◎前回の記事はこちら
【ブロッコリー・カリフラワー】収穫まであと少し!食用となるのはどの部分? - アタマの中は花畑
初めて栽培に挑戦しているカリフラワーですが、前回記事時点よりもさらに花蕾のサイズが大きくなりました。収穫を間近に控えているところですが、ここにきて花蕾の発色が徐々に悪くなってきた気がします。最近非常に寒い日が続いていたため、もしかしたら寒さが影響しているのでしょうか…?
現在のカリフラワー
まずは現在のカリフラワーの様子からお送りします。前回記事時点では直径5〜6cmほどだったのですが、現在は10cmほどまで成長しています。また花蕾の成長に伴い、花蕾全体の密度は少し低くなった(全体的にほぐれてきた)ように見えます。
◎12月中旬撮影(前回記事時点)
◎1月中旬撮影
花蕾が茶色に変色した!?
先程の2枚の写真(12月中旬・1月中旬)を比較ひても一目瞭然なのですが、明らかに今回撮影した時の方が花蕾の発色が悪いです。12月中旬時点では純白に違い色をしていたのが、現在では全体的に薄い茶色に変わってしまいました。特に、赤丸で囲んだ部分などは泥でも付いたのか?というくらい変色しています。
花蕾が変色したのはなぜ?
今回花蕾が変色してしまった理由ですが…特段私が手を加えたりはしておらず、特に心当たりがないのが現状です。強いて言えば最近の厳しい寒さが影響していそうですが、実際のところはどうなのでしょうか?
少し調べてみたところ、カリフラワーの花蕾が変色する理由がいくつかあるようです。ただ、我が家に関しては①が関係していそうです。
①霜にあたり花蕾が傷んでしまった(霜焼け)
②日光にあたり過ぎて花蕾が変色してしまった(日焼け)
白いカリフラワーの場合、①②の要因によって黄色または茶色に変色します。特に①の場合、程度によっては濃い茶色に変色してしまうこともあるようです。この日も家庭菜園のあちこちに霜柱ができるほど冷え込んでおり、今回の現象も致し方なかったことなのかもしれません。
対策としては、外葉を紐でくくるなどして霜や日光から花蕾を守る方法が挙げられます。今シーズンに関しては取り返しがつかないため、来シーズンこそは真っ白なカリフラワーをしたいと考えています。
【余談】花蕾が紫色に変色した場合は?
今回は花蕾が茶色に変色した場合を取り上げましたが、実は紫色に変色するケースもあります。ブロッコリーなどにも見られる現象なのですが、これは寒さから株を守るためにアントシアニン(紫色の色素)が生成されたことによるものです。アントシアニンはブルーベリーなどにも含まれる色素ですので、もちろん食べても問題ありません。
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