◎前回の記事はこちら
【ブロッコリー・カリフラワー】元々は同じ野菜!?苗の段階で見分けられる? - アタマの中は花畑
ブロッコリーとカリフラワーの苗を家庭菜園に植え付けてから約3カ月が経過しました。どちらも可食部が徐々に大きくなってきており、収穫まであと少しというところです。このまま順調に成長すれば、年明け頃には「初物」が食べられるかもしれません。
そういえば…普段何気なく口にしているブロッコリーとカリフラワーですが、可食部は株のどの部分にあたるのでしょうか?
ブロッコリーとカリフラワーの可食部はどの部分?
早速ですが本題から入ろうと思います。以前の記事でも何回か触れたことがあるのですが、ブロッコリーとカリフラワーは主に花の蕾にあたる部分を食用とします。この部分は花蕾(からい)と呼ばれ、その株で最初に収穫するものを主花蕾、主花蕾の収穫後に脇から伸びてくるものを側花蕾と呼び分けることもあります。なお、収穫せずにそのまま放置すると黄色い花を咲かせます。
▲カリフラワーの花(参考)
食用として食べられる花のことをエディブルフラワー(エディブル・フラワー、edible flower)と呼ぶことがありますが、ブロッコリーやカリフラワーの花蕾ももちろん当てはまります。
◎エディブルフラワーについてはこちら
【食用花】野菜の花も立派なエディブルフラワー!どんな花が食べられている? - アタマの中は花畑
現在のブロッコリー
ここからは前回記事(9月中旬撮影、9月下旬投稿)と比較する形で、現在のブロッコリー・カリフラワーの様子を見ていこうと思います。まずはブロッコリーからです。苗の段階では、カリフラワーとは以下のような違いがありました。
・葉の縁にギザギザが付いている
・カリフラワーに比べて茎が長い
◎9月中旬撮影
◎12月中旬撮影
植え付けから3カ月が経過した現在でもその傾向は変わらず、草丈は50cm程度まで成長しました。まだ小さいですが、緑色の花蕾も徐々に顔を出し始めました。
現在のカリフラワー
続いてはカリフラワーです。こちらも苗の段階では、ブロッコリーとは以下のような違いがありました。
・葉は丸みを帯びている
・ブロッコリーに比べて茎が短い
◎9月中旬撮影
◎12月中旬撮影
茎が短い点は相変わらずですが、葉の形は丸型というより楕円形に近付いてきた印象です。ただ葉の縁の凹凸は少ないため、(よく観察すれば)葉の形だけでもブロッコリーと見分けることができます。また我が家の場合、花蕾の成長はカリフラワーの方が早いようです。
最後に、カリフラワー(左)とブロッコリー(右)の株を横から撮影してみました。今朝は家庭菜園のあちこちに霜柱ができるほど冷え込みましたが、寒さが本格化するこれからこそがブロッコリー・カリフラワーの収穫期となります。無事に収穫できたら、まずは温野菜として美味しくいただく予定です。
▲家庭菜園の霜柱(12月19日撮影)

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