先日のクリスマスの際、食べた料理の中に「エディブルフラワー」が使われていました。このエディブルフラワーに妻が感銘を受けたらしく「うちでもエディブルフラワーって育てられるの?」と最近聞かれるようになりました。機会があれば、実際に育ててみるのも楽しそうですね。
さて、エディブルフラワーといえば「オシャレな料理にしか使われない色とりどりの花びら」くらいのイメージしか持っていない私ですが、身近に食べている野菜達も実は立派なエディブルフラワーだったりします。今回は、実は意外と食べているエディブルフラワーについてご紹介したいと思います。
エディブルフラワーとは?
エディブルフラワー(エディブル・フラワー、edible flower)とは、食用として食べられる花のことを指し、食用花と呼ばれることもあります。
その用途は意外と幅広く、①料理の彩りに用いる場合、②ハーブのように香りを楽しむ場合、③野菜として味を楽しむ場合(今回取り上げるのはこちら)などさまざまです。最もよく知られているのは①かと思いますが、いずれの場合も無農薬で栽培したものを用いるようにしましょう。
野菜の花も立派なエディブルフラワー!
前段でも触れましたが、普段から口にしている野菜の花も立派なエディブルフラワーです。エディブルフラワーといえば花壇で育てるような花を連想してしまいがちですが、野菜の花も「花を食用にする」という点では変わりません。なんだか意外な話ですよね。
よく食べられている野菜の花
ここからは、普段からよく食べられている野菜の花をいくつかご紹介したいと思います。例えば、数日前の記事で取り上げたブロッコリー・カリフラワー・ロマネスコあたりは花(花蕾)を食用とするエディブルフラワーです。
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また、我が家で育てたことのある野菜で言えばセロリや白菜(とう立ち菜)なども該当します。このほか菜の花(アブラナ)やフキノトウ、ミョウガあたりも比較的有名ではないでしょうか。
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少し変わり種だと、カボチャやズッキーニの花も食べることができます。私も昨年天ぷらにして食べてみましたが、クセも少なく美味しかったですよ。
エディブルフラワー1パック、20〜30個前後、20g前後