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本ブログを開設してまた1カ月も経たない頃、空きスペースだらけだった花壇を少しでも華やかにするため、実家から花の球根を譲ってもらいました。このうち、写真右上の球根が今回のテーマでもあるツバメスイセンです。
2020年・2021年は1輪も開花しなかったため、本ブログで触れることもなかったのですが…先日遂に蕾が付いていることを確認しました。一般的なスイセンとは異なり、この時期に花を咲かせるようです。
名前には「スイセン」が付くものの、ツバメスイセンとスイセンは異なる植物なのでしょうか?
ツバメスイセンの概要
科・属名:ヒガンバナ科スプレケリア属
種別:球根植物
花色:赤
花期:5〜6月
原産:中央アメリカ
別名:スプレケリア、ツバメズイセンなど
花言葉:賛美される恋、素朴な人、幸せを知らせるなど
◎特徴:
中央アメリカ原産の球根植物で、花の見た目が飛んでいるツバメの姿に似ていることからその名が付けられました。花の直径は10cmを超えることが多く、1輪だけでも非常にインパクトがあります。属名でもあるスペルケリアは、ドイツの植物学者であるスペレケルゼン氏に由来しています。
我が家のツバメスイセン
私が蕾の存在に気付いたのは、花茎がある程度伸びた6月10日のことでした。過去2年間全く咲かなかったこともあり、完全に油断していました。。。
そして発見から2日後、真っ赤な花を咲かせてくれました。開花したのはこの1輪だけでしたが、遠くから見てもよく目立ちます。
◎6月10日撮影
◎6月11日撮影
◎6月12日撮影
ツバメスイセンの隣には毎年スイセンを植えているのですが、スイセンに関しては毎年多くの花を咲かせてくれます。対してツバメスイセンは3年間でこの1輪だけなので、栽培難易度はこちらの方が少し高いのかもしれません。
ツバメスイセンとスイセンは同じ品種なの?
名前に「スイセン」が付くものの、一般的な水仙とは異なりツバメスイセンは5〜6月頃に開花します。葉の見た目はよく似ているような気がしますが、実際のところツバメスイセンとスイセンは同じ仲間なのでしょうか?
両者はどちらもヒガンバナ科に属する球根植物ですが、ツバメスイセンに関してはスイセンではなくアマリリスに近い性質を持ちます。我が家では庭の片隅でアマリリスも育てているのですが(2019年にTwitterのキャンペーンで当選→2020年より地植えに移行)、ちょうどツバメスイセンと同じくらいの時期に開花することからもその性質が伺えます。
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なおツバメスイセンとアマリリスは交配させることも可能で、ヒッペアスケリアという名前で流通しています。