先日、いつものホームセンターで「ゴシキトウガラシ」という名の観賞用唐辛子を購入してきました。長男・次男も色とりどりの実に興味津々のようで「紫の実が好き!」「橙の実が好き!」とお互い言い合っていました。
食用目的で栽培するケースがほとんどないことは重々承知しているのですが…色とりどりの実を見ていると何となく美味しそうに見えてしまいます。「観賞用唐辛子」とはいえ、食べること自体は可能だったりするのでしょうか?
ゴシキトウガラシの概要
科・属名:ナス科トウガラシ属
種別:多年草(日本では一年草扱い)
花色:白、紫
花期:6〜10月
原産:北アメリカ〜南アメリカの熱帯地域
別名:コニカル、観賞用唐辛子など
花言葉:旧友、嫉妬、雅味、生命力、悪夢が覚めたなど
◎特徴:
北アメリカ〜南アメリカの熱帯地域を原産とする多年草で、現在では世界各地で栽培されています。唐辛子を観賞用に品種改良したもので、食用の品種に比べて実の色がより多彩に変化する点が特徴です。斑入りの葉や紫色の葉を持つ品種もあり、初夏〜晩秋にかけて長く観賞することができます。
本来は多年草ですが、日本では冬越しできないため主に一年草として扱われます。但し、冬季も暖かい場所で管理すれば、翌年以降も楽しむことができるようです。
実の色はどのように変化するの?
ゴシキトウガラシ(観賞用唐辛子)の品種はとても豊富で、実の形も丸みを帯びたもの、尖っているもの、細長いものなどさまざまです。実の色に関しても品種により異なりますが、大抵の場合は「緑または紫」から「黄・橙・赤・白など」へと変化するようです。必ずしも1つの品種で5色に変化する訳ではありませんが、その品種・色の多彩さこそがゴシキトウガラシと呼ばれる所以なのかもしれません。
なお今回購入した品種に関しては、紫→橙→赤へと変化していました。実が赤くなったら「完熟」ということなのでしょうか。
観賞用唐辛子の実は食べられるの?
「観賞用」と付いている以上、食用に向いていないことは何となく想像が付きます。ただ、食べられるものなら色とりどりの実を食べてみたい…!と思う方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。私もそのうちの1人ですが、実際のところ観賞用唐辛子の実は食べられるのでしょうか?
調べてみたところ、やはり観賞用唐辛子の実は食用に向かないというのが一般論のようです。観賞用唐辛子は元々「味や収量よりも見た目を重視」して品種改良が行われています。そのため「見た目よりも味や収量を重視」した食用唐辛子に比べると苦味やエグ味が強く、あまり美味しくないと言われています。また食用を前提としない栽培が行われているため、(農薬・肥料などの観点から)購入した苗に付いた実は食べない方が無難だと考えられます。
なお、食用唐辛子と観賞用唐辛子には明確な線引きがある訳ではないため、両方の性質を持つ品種も中には存在します。とはいえ自己責任を伴うため、やはり食用を目的とするのであれば食用の品種を育てた方が良さそうです。

ゴシキトウガラシ クバーナ・マルチカラーレッド 9センチポット 3号 五色