◎昨シーズンの惨事はこちら
【水栽培】ヒヤシンスの花茎が伸びずに開花するのはなぜ? - アタマの中は花畑
我が家では毎年冬になるとヒヤシンスの水耕栽培を行っています。これまでもあまり綺麗に咲かせられたことはなかったのですが…昨シーズンは特に酷く、全ての球根がこちらの写真のような形で開花してしまいました。一般的なヒヤシンスに比べて花茎が極端に短く、葉の間に埋めるようにして開花していることがわかります。
これまでは「たまたまこうなったのかな?」くらいにしか考えていなかったのですが、その原因が昨シーズンようやくわかりました。ということで、今シーズンはそれを踏まえてリベンジしたいと思っています。
花茎が伸びずに開花した原因は?
まずは、昨シーズン栽培に失敗してしまった原因について振り返っておきたいと思います。我が家のヒヤシンスに関しては「室温の高い場所で管理してしまった」ことが主な原因だったと考えています。
というのも、ヒヤシンスは元々寒さに強い(=暑さには弱い)植物だからです。生育適温は20℃以下と言われており、極端に暖かい場所で管理し続けると生育不良を起こすケースがあります。その結果、上の写真のように葉や花茎が伸び切る前に開花してしまったようです。
綺麗な花を楽しむためには、ヒヤシンスに十分な寒さを経験させる必要があります。その目安としては「1月中旬くらいまでは10℃以下程度の寒い場所で管理する」ことだと言われています。昨シーズンは12月早々から室内で管理してしまったため、今シーズンは屋外管理の期間を伸ばしてみるつもりです。
今シーズンも水栽培開始!
ということで、今シーズンもヒヤシンスの水栽培を開始します。いつも通り、用意するものは水栽培用の容器と球根の2点です。球根は今回のために新たに調達したものですが、水栽培用の特大球ではなく、(安価で購入可能な)一般的なサイズを選んでいます。
球根は5個入っていたため、このうちの2個を水栽培に使用します。別々の色の花を咲かせたいので、球根の見た目が違うものを選んでみたつもりですが…。以前の検証では花色の予想を外してしまったこともあるので、実際どのような花が咲くかは育ててからのお楽しみです。
◎関連記事はこちら
【ヒヤシンス】球根の色から花色が予想できる!?〜実際に予想してみました!〜 - アタマの中は花畑
クロッカスの水栽培にも挑戦!
今回の水栽培にあたり、少し小さめの容器を妻が用意してくれました。そこで、ヒヤシンスと並行してクロッカスの水栽培にも挑戦したいと思います。
クロッカスに関しては容器の中に球根が落ちてしまわないよう、水栽培用の特大球を調達しておきました。
調達しておきました…が、5球のうち4球はサイズが小さ過ぎたようで、容器の中に落ちてしまいました。その結果、空いてしまった容器では先程余らせていたヒヤシンスの球根を育てることにしました。
こうして、今シーズンの水栽培(ヒヤシンス4球+クロッカス1球)が何とかスタートしました。根が伸びるまでは冷暗所で管理し、その後1月中旬くらいまでは屋外のベランダで管理する予定です。
成長の様子については、後日取りまとめてお知らせできればと思っています。
◎次回の記事はこちら
(どちらも定点観察中)