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昨日の記事の冒頭でも少し触れたのですが、11月末より育てている水栽培のヒヤシンスが見頃を迎え始めました。ヒヤシンスの花の香りにはリラックス効果があるとされ、近くを通りがかるだけでとても癒されます(癒されているような気がします)。
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ヒヤシンスの水栽培は毎年のように行っているのですが、今シーズン開花した花はどうも様子がおかしいです。というのも、花茎にあたる部分がほとんど伸びず、とても低い位置で開花してしまっているんですよね。これまでもしばしば見られた現象なのですが、何か原因はあるのでしょうか?
ヒヤシンスは大きく2系統
ヒヤシンスの品種は数多く存在しますが、大きく「ダッチ系」「ローマン系」の2系統に分けることかできます。ダッチ系は花茎1本あたりの花数が多く、かつ色合いが豊富な点が特徴です。一方でローマン系は1シーズンに何回も開花することが多く、球根も手軽に増やすことができます。
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▲ダッチ系のヒヤシンス(参考)
▲ローマン系のヒヤシンス(参考)
我が家のヒヤシンス
今シーズン、我が家ではダッチ系のヒヤシンスを育てています。ダッチ系は花の見た目が華やかなこともあり、水栽培にはこちらの系統を用いることが多い印象です。ただ先ほど取り上げた写真と比較すると、明らかに低い場所で開花してしまっていることがわかります。華やかな見た目が何よりの特徴…のはずなのですが、我が家のヒヤシンスはせっかくの花を葉の間に埋めてしまっています。
水栽培のヒヤシンスはもう1球あるのですが、こちらはさらに深刻です。既に満開のようにも見えるのですが、ここから花茎が伸びることはあるのでしょうか…?
(※okamesoyokoさま、結局我が家のヒヤシンスも両方「爆発」してしまいました…!)
花茎が伸びずに開花した原因は?
2球とも花茎が伸びずに開花してしまったということは、きっと何か原因がはるはずです。原因について調べてみたところ、我が家のヒヤシンスについてはどうやら「室温が高過ぎた」ことが関係しているようです。
ヒヤシンスは元々寒さに強く、その生育適温は20℃以下と言われています。そのため、極端に暖かい場所で管理し続けると生育不良を起こし、本来よりも早い時期に開花してしまうことがあります。葉や花茎が伸び切る前に開花するため、花が葉の間に埋もれているように見える点が特徴です。
ここで我が家のヒヤシンス栽培を振り返ってみると、以下のような管理を行っていました。12月上旬以降、暖かい室内で管理し続けたことがかえって裏目に出てしまったようです。
11月下旬:球根をセットし、冷暗所で管理
12月上旬:根が伸びたところで室内へ移動
それ以降:暖かい室内で管理
綺麗な花を楽しむためには、ヒヤシンスに十分な寒さを経験させる必要があるのだそうです。その目安としては、1月中旬くらいまでは10℃以下程度の寒い場所で管理するのが良いのだとか。水栽培の際はどうしても暖かい室内で管理しがちですが…来シーズンは管理方法を見直し、今度こそは綺麗な花を咲かせてみせたいです。
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