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今年の目標でもちらっと触れていましたが、先日ハーフマラソンの大会に参加してきました。最後に参加したのが勝田全国マラソン(2020年1月)だったため、約3年振りの大会となります。ここ最近は「コロナ禍」を言い訳にしてしばらく練習をさぼっていたのですが…思い切って大会に申し込むことで自分の尻を叩いた形です。
ということで、この度「赤羽ハーフマラソン」に参加してきましたので、今回はその結果報告をしたいと思います。
赤羽ハーフマラソンの概要
赤羽ハーフマラソン(正式名称は東京・赤羽ハーフマラソン)は、北区陸上競技協会が主催するマラソン大会です。毎年1月に荒川河川敷で開催され、今年で14回目を迎えました。種目はハーフマラソン、10km、5km、3km、2kmがあり(ハーフマラソンと10kmは日本陸上競技連盟公認)、大会結果によればハーフマラソンには2000人弱の方が参加されていたようです。
今回の目標
フルマラソンに関してはこれまで3回参加したことがあるのですが、ハーフマラソンに関しては実は今回が初めてとなります。そのためタイムに関してもあまりピンと来なかったのですが…フルマラソンのベストが前回の4時間6分42秒だったため、今回は1時間50分切りを目標としました(※いずれもネットタイム＝スタートラインを越えてからゴールするまでのタイム)。
レース運びに関しては、以下のようなイメージで臨むことにしました。なお、1時間50分以内で完走するためには平均5分13秒/km程度のペースを維持する必要があります。
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・スタート直後から5分前後/kmくらいのペースで走り、息切れするまでは極力ペースを維持する
・給水所には全て立ち寄ることとし、エナジージェル(補給食)は別途ポケットに入れておく。
・きっと途中でペースが落ちるだろうが、最後の3km(18km過ぎ〜)は頑張ってペースを上げる。
・これで何とか1時間50分切りが出来たら万々歳。
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シューズに関しては、半年程前に厚底タイプのものに買い替えました(※ソールも耐衝撃タイプのものに変えています)。元々膝や足底を傷めやすかったのですが、こちらに買い替えてからは足への衝撃が軽減され、長い距離を走っても脚が疲れにくくなった気がします。また足の形に合わせて幅広タイプのものを選んだため、この辺りも脚の負担軽減に関係していそうです。
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当日のレース概要
ここからは当日のレース概要を覚えている範囲で振り返ってみたいと思います。
◎レース前
・赤羽駅で友人と待ち合わせし、スタート45分前くらいに会場入りしました。この日の天気は曇りでしたが、日差しが無い分むしろレース向きのコンディションだったのかもしれません。
・今回は目標タイム順にA,B,Cの3グループに分けられており、私と友人はBグループでした。Bグループは11:05スタートだったのですが、直前までお手洗いに行っていたためグループ最後尾(すぐそこにCグループが見える位置)からのスタートとなりました。
◎スタート〜5km
・スタート直後から集団がばらけたこともあり、最初の1kmは5分ちょうどで入ることができました。その後は少しペースを落としてしまい、当初の想定タイムよりも少し遅い出だしとなりました。このままペースを維持できるのか不安になり、実は精神的に最も辛かった区間でした。
◎5km〜折り返し
・5kmを過ぎた辺りから気持ちが安定してきたため、ここから少しペースを上げることにしました。今回は河川敷の往復コースだったため、8km辺りから復路を走る先頭集団とすれ違うようになりました。「みんな走るの早いなー」と思いながら走っているうちに、折り返し地点までやって来ました。
・友人は私の数分前を走っていたようで、折り返し地点手前ですれ違いました。
◎折り返し〜18km
・どうやら往路は追い風だったようで、折り返し地点を越えたところから向かい風が吹き始めました。(下り坂に比べれば)向かい風と上り坂の方が得意だったため、この辺りから少しずつ前へ上がっていくことができました。
・また河川敷にはヨシ(イネ科ヨシ属の多年草)が生い茂るエリアがあり、向かい風から私達を守ってくれました。ただ着実に疲れは蓄積されているようで、15km付近からは膝に痛みを感じるようになりました。
◎18km〜ゴール
・幸いにも少し余力が残っていたため、残り3kmからは可能な範囲でペースを上げることにしました。疲れも相応に溜まっていましたが「あと10分そこそこでゴール」だと考えると、不思議と力が湧いてくるものです。最後はヘロヘロでしたが、何とか力を振り絞ってゴールすることができました。ゴール後には麦茶のほか、参加賞としてアームウォーマーをいただきました。
・先行して走っていた友人には最後まで追い付けず、最終的には4分ほど差を付けられていたようです。
肝心のタイムは？
今回の結果は1時間46分48秒(グロスタイム)でした。本レースではネットタイムの計測は行われていなかったようで、該当箇所は空欄となっていました。少なくともグロスタイムよりは短いため、今回目標としていた1時間50分切り(ネットタイム)は無事達成することができました。
また今回が初ハーフマラソンということで、初ハーフマラソン完走達成記念証も発行いただきました。最終順位は以下の通りだったため、大体「中の中」だったのかなと考えています。
・種目別順位(ハーフ30代男子)：91位(220人中)
・総合順位(ハーフ全体)：928位(1826人中)
スマートバンドで振り返る今回のマラソン
今回は公式ネットタイムの計測こそありませんでしたが、おおよそのネットタイムはスマートバンド(HUAWEI Band 4 Pro、前回フルマラソン時から引き続き愛用中)で記録していました。ここからは、スマートバンドの記録をもとに今回のレースを振り返ってみたいと思います。
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◎トレーニング詳細
・スマートバンドで計測したおおよそのネットタイムは1時間45分49秒でした。操作時のタイムラグを考慮しても、何とか1時間45分台で走れていそうです。
◎軌跡
・今回は河川敷の往復コースだったため、軌跡はほぼ1本線で表示されています。走行ペースによって軌跡の色が変わる仕様(赤〜緑)なのですが、本レースではあまりペース変動がなかったようです。
◎ペース
・先程のレース概要に概ね対応する形で変動していますが、意外なことに前半よりも後半の方がペースは早かったようです。最もペースが早かったのは最後の1kmで、意図的にペースを上げた点がわかりやすく反映されていました。
◎チャート
・心拍数に関しては、相対的にペースが遅かった前半の方が多い結果となりました。特に最初の5kmは心拍数が多かったことから、レース開始直後の不安が心拍数にも反映されていたのかもしれません。
・一方で、リズム(1分あたりの歩数)はほとんど変化が見られませんでした。私の場合、ペースを上げても足の回転が早くなる訳ではなく、単純に歩幅だけが広がっているようです。
▲心拍数
▲リズム(1分あたりの歩数)
おわりに
今回は、約3年振りに参加した大会の結果について(備忘録も兼ねて)まとめてみました。前回のフルマラソンは精神的に辛い時間が長く、ゴール直後は「当分走りたくない！」と思ってしまうほどでしたが…今回は素直にレースを楽しむことができました。
なお今回のレースには友人のほか、職場の方も何名か参加されていました。ただ、知り得る限りでは私のタイムが最も遅かったため、もう少し精進したいと思います。ハーフマラソンに関しては「1時間40分切り」が次の目標になりそうですが、単純計算で1kmあたり約15秒縮める必要があります。私にとっては相応に高いハードルですが、身体が鈍らない程度に練習は続けるつもりです。
