◎前回の記事はこちら(#06山形県)
【都道府県の花#06】山形県の木・花について - アタマの中は花畑
2023年7月より「都道府県の木・花シリーズ」と題して、各都道府県を代表する植物についてご紹介しています。第7回となる今回は、福島県の木と花について取り上げたいと思います。
福島県の木について
福島県の木は、宮城県と同じく「ケヤキ」です。ということで、ケヤキの概要について当時の記事より再掲します。
科・属名:ニレ科ケヤキ属
種別:落葉高木
花色:黄緑
花期:4〜5月
原産:日本、中国、朝鮮半島
別名:ツキ(槻)など
花言葉:幸運、健康、長寿など
◎特徴:
日本、中国、朝鮮半島などを原産とする落葉高木で、日本では本州〜九州にかけて分布しています。日本を代表する広葉樹の1つで、樹形が整っていることなどから各地に植樹されています。成長がとても早い木としても知られ、大きいものでは樹高20mに達し、幹の直径は1mを超えることもあります。木材としても非常に優秀で、見た目の美しさと耐久性・耐水性を兼ね備えています。
◎宮城県の木・花についてはこちら
【都道府県の花#04】宮城県の木・花について - アタマの中は花畑
福島県の花について
続いて、福島県の花は「ネモトシャクナゲ」です。こちらも、ネモトシャクナゲの概要についてご紹介します。
(※引用可能な写真が見つからなかったため、ハクサンシャクナゲで代用しています)
科・属名:ツツジ科ツツジ属
種別:常緑低木
花色:白、薄緑、薄紅
花期:5〜7月
原産:日本
別名:ヤエハクサンシャクナゲなど
花言葉:荘厳、威厳など
◎特徴:
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)の八重咲き品種であることから、ヤエハクサンシャクナゲとも呼ばれる常緑低木です。ハクサンシャクナゲに比べて個体数が極めて少ないため、自生地は国の天然記念物に指定されています。最初に発見されたのは1903年で、発見地は福島県の吾妻山、そして発見者は根本莞爾教諭の副手(助手)をしていた中原源治氏でした。この際、恩師である根本教諭の名前を冠して現在の名称になったと言われています。
福島県の木・花の由来は?
福島県の木としてケヤキ、山形県の花としてネモトシャクナゲが選ばれたのには、それぞれ以下のような経緯があるようです。
(※こちらも、右側の写真はハクサンシャクナゲで代用しています)
◎ケヤキ
・県民からの一般公募により、昭和41年9月28日に制定された。「強くたくましく生きようと願う県民の姿を表現するのにふさわしい木」として選ばれたことが由来。
◎ネモトシャクナゲ
・昭和29年3月22日に、NHK開局29周年記念特別番組の中で福島県の郷土の花として発表された。これがきっかけとなり、昭和30年に県の花として正式に制定された。
◎次回の記事はこちら(#08茨城県)
(気が向いた頃に更新)
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