先週末に息子達と公園で遊んでいた際、ふと座った場所の近くに「四つ葉のクローバー(シロツメクサ)」が生えていました。四つ葉のクローバーは踏まれやすい場所でよく見つかるため、今回立ち寄った公園はうってつけの場所だったのかもしれません。
この日も結局四つ葉のクローバー探しに没頭することになり、息子達と合わせて30枚くらい見つけることができました。中には5枚の葉を持つ「五つ葉のクローバー」も混ざっていました。
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今回のように、シロツメクサを観察する場合はどうしても葉の枚数ばかりを気にしてしまいますが…実は葉の模様にもかなりばらつきがあります。同じ「シロツメクサ」であれば葉の模様も統一されるような気がするのですが、実は模様によって品種が違ったりするものなのでしょうか?
(※上の写真の中にも、四つ葉のクローバーが2枚隠れています。本記事の最後に答えを掲載していますので、もし気が向いたら探してみていただければと思います)
シロツメクサの概要
科・属名:マメ科シャジクソウ属
種別:多年草
花色:白
花期:4〜12月
原産:ヨーロッパ
別名:クローバー、ツメクサなど
花言葉:幸福、約束、復讐など
◎特徴:
ヨーロッパ原産の帰化植物で、荷物の詰め物として使われていたことから「ツメクサ(詰草)」、白い花を咲かせることから「シロツメクサ(白詰草)」と呼ばれるようになりました。繁殖力が強く、日本各地に分布しています。
通常は葉が3枚ですが、稀に葉が4枚以上になることもあります。葉が4枚のものは「四つ葉のクローバー」とも呼ばれ、幸福の象徴ともされています。
◎シロツメクサの概要は下記記事からの引用です
同じ三つ葉でもちょっと違う!クローバー(シロツメクサ)とカタバミの違いについて - アタマの中は花畑
シロツメクサの葉の模様について
息子達と四つ葉のクローバー探しに没頭していたところ、シロツメクサの葉の模様が大きく2系統に分けられることに気付きました。例えばこちらの写真の場合、左側の葉には白い模様があり、右側の葉には模様がありません。
さらに、同じ「白い模様」でも濃いもの、薄いもの、小さいもの、大きいもの、丸いもの、尖っているもの…など、さまざまなパターンがありました。長男もこの違いに気付いたようで、途中からは尖った模様の葉も探していました。
葉に白い線が入っているのはなぜ?
それでは、同じシロツメクサでも「白い模様のある葉」と「白い模様のない葉」に分かれるのは一体なぜでしょうか?
早速調べてみたところ、シロツメクサの葉に見られる白い線は遺伝的な要因や成長環境によって生じるものであり、その理由に関してはまだ明らかにされていないのだそうです。そのため、葉に白い線が入るかどうかは単なる個体差であり、どちらも同じ品種だということになりそうです。
※冒頭で取り上げた問題の答えは、赤丸で囲んだこちらの2カ所でした。もしかしたら、まだ私が見つけられていない四つ葉が隠れているかもしれませんが…。