◎昨シーズンの記事はこちら
【経過観察】水栽培ヒヤシンスの成長記録(2022-2023シーズン) - アタマの中は花畑
昨年末、水栽培用に購入したヒヤシンスの中に、分球した球根が1個(1組?)紛れ込んでいるのを見つけました。そこで昨シーズンと同様、本記事でもこの球根のセット〜開花までの様子を定点観察風(※)にお送りしたいと思います。
※実際には天候等に応じて撮影場所を変えているため、背景がコロコロ変わりますがご容赦いただければと思います。
- 栽培1日目(12月27日)
- 栽培13日目(1月8日)
- 栽培26日目(1月21日)
- 栽培42日目(2月6日)
- 栽培56日目(2月20日)
- 栽培62日目(2月26日)
- 栽培64日目(2月28日)
- 栽培68日目(3月3日)
- 栽培71日目(3月6日)
- 栽培74日目(3月9日)
栽培1日目(12月27日)
ヒヤシンスの水栽培自体は11月末頃から順次始めていたのですが、今回取り上げる分球した球根に関しては、それより1カ月ほど遅れての栽培開始となりました。
早速水栽培用の容器にセットしてみたのですが、分球により球根の幅が広くなっており、うまく容器にセットすることができませんでした。そこで通常よりも水位を高くすることにより、両方の球根から吸水できるよう調整してみました。球根をセットした後は、屋外の冷暗所(小型倉庫内)に移動させておきました。
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栽培13日目(1月8日)
年が明け、根も2〜3cmほど伸びてきました。冷暗所で管理してきたはずなのですが、葉に関してはやや緑がかっているような気もします。
また球根の不安定性が仇となり、すぐに球根が傾いて水切れを起こしてしまうことも分かりました。年末年始(帰省中)は放ったらかしにしていたため、その間に球根が傾いてしまい、片側の根はほとんど成長できていませんでした。
栽培26日目(1月21日)
球根の傾きを抑制するため、庭の砂利をいくつか拾って「支え」を作ってみました。このおかげで傾きは安定するようになりましたが、それでも根の成長は思わしくありませんでした。前回撮影時点(1月8日)で既に根の片側が枯れてしまっていたのかもしれないですね。。。
ただ葉が枯れる様子もなかったため、このまま観察を続けることにしました。この日からは小型倉庫の外(屋外)へ移動させ、葉の光合成も促していきます。
栽培42日目(2月6日)
我が家周辺でも久し振りに雪が積もりました。寒さのせいかあまり成長していないようにも見えますが、葉の色味は少し濃くなったような気がします。こんな日ですが、変わらず屋外で管理し続けています。
栽培56日目(2月20日)
「もう少し葉が伸びるまでは屋外で管理しよう」と思っていた矢先、想定よりも早く蕾が顔を出し始めました。ということでこの日、球根を慌てて室内へ移動させました。
栽培62日目(2月26日)
室内へ移動させて1週間も経たないうちに、見違えるほど成長しました。蕾の色合い的に、どうやら花はピンク系統のようです。
栽培64日目(2月28日)
蕾の色合いが濃くなってきました。この調子だと、2球ともにほぼ同じタイミングで開花してくれそうです。
栽培68日目(3月3日)
球根をセットしてから68日目で遂に見頃を迎えました。分球により球根のサイズが小さいため、花のサイズもやや控えめですが…それでも2球同時に開花すると圧巻です。結局最後まで根の成長は思わしくなかったのですが、無事に開花してくれて一安心です。
栽培71日目(3月6日)
栽培期間に対して花の見頃は短く、早くも一番花が萎れ始めました。葉の根元からは二番花が顔を出しており、室内に良い香りを漂わせています。
栽培74日目(3月9日)
一番花を摘み取り、二番花だけにしてみました。二番花に関してもそれぞれの球根から開花し、2倍楽しませてくれています。
ということで、分球ヒヤシンスの経過観察は以上にしたいと思います。二番花が咲き終えたら花壇へ植え替え、球根を休ませてあげる予定です。