以前の記事で、私自身が「カラフルなガラス類」が好きであることについて触れました。その中で、今回はシーグラスについて取り上げたいと思います。
◎関連記事
しばしばシーグラス拾いに行くことがあるのですが、行く場所によって以下のような特徴があります。そのため、効率良く拾うためには予めおすすめスポットを抑えておく必要があります。
・シーグラスの多い場所、少ない場所
・大きいシーグラスが多い場所、小さいシーグラスが多い場所
・角ばったシーグラスが多い場所、丸みを帯びたシーグラスが多い場所 など
今回は、今まで私が訪れた場所の中で一番のおすすめポイントをご紹介します。妻と息子が外出していた日に少し足を伸ばし、実際にシーグラスを拾ってきました!
(※あくまで私の主観ですので、他にもっと拾える場所があるかもしれません)
シーグラスとは?
シーグラス(ビーチグラス)とは、海辺などで見つかるガラス片のことです。長い年月をかけて波にもまれた結果、角がなくなり曇りガラスのような見た目になります。その見た目から「海の宝石」と呼ばれることもあり、インテリアなどにも活用されます。
今回訪れた場所
今回訪れたのは、神奈川県・三浦半島の西岸で別荘地としても有名な葉山町〜横須賀市あたりのエリアです(個人的には横須賀市・立石公園あたりがおすすめ)。公共交通機関で行く場合は、JR逗子駅または京急逗子・葉山駅から路線バスに乗って移動します。
電車やバスを乗り継ぎ、ようやく現地に到着しました(遠かった…)。この日は天気がとても良く、富士山もくっきり見えました。
シーグラスの採取難易度
シーグラスには様々な色があり、色によってはとても貴重なものもあります。行く場所にもよりますが、個人的な採取難易度は以下のとおりです。赤・黄のシーグラスもいつか拾ってみたいものです。
◎難易度★★★★★
→赤・黄(今まで拾ったことがない)
◎難易度★★★★☆
→紫(1回拾いにいって1個見つかれば良い方)
◎難易度★★★☆☆
→青(たまに見つかる)
◎難易度★★☆☆☆
→緑・水色・茶(比較的見つかりやすい)
◎難易度★☆☆☆☆
→白(まず見つかるのはこの色)
今回は青以上のシーグラスを1つでも多く見つけたいところです。
シーグラス探しのポイント
シーグラス探しのポイントは「欲しいシーグラスと同じサイズの砂利・石が集まっている場所」をくまなく探すことだと思っています。
シーグラスも石も、潮や波によって同じように流されます。したがって、石が流れ着かないような砂浜には、当然シーグラスも流れ着きません。
探すのであれば、砂利や石が集まっている場所を徹底的に探すようにしましょう。
▲大きめなシーグラスの例
▲小さめなシーグラスの例
また砂利や石が集まる浜であれば、波打ち際でも流れ着いたばかりのシーグラスを見つけられるかもしれません。普段は曇りガラスのような見た目をしていますが…水に濡れると本来の色に戻るため、ちょっとした宝石探しのような気分を味わえます。
※逆を言えば、砂利や石がある浜であってもシーグラスがなかなか見つからない場合は、早めに場所を切り替える判断も肝心です。少し場所を変えるだけでも潮や波の流れが変わるため、たくさん見つかるようになることもあります。
満ち潮にはご用心
今回、私はある重大なミスを犯してしまいました。それがこの満ち潮です。
私がちょうど現場に到着した頃、辺りはちょうど潮が満ちるタイミングでした。つまり、シーグラスを探せる場所がとても狭いタイミングで来てしまった…ということです。
当然ながら、一番のポイントもほぼ水没しており、思うようにシーグラス探しが捗りませんでした。。。シーグラスを探す際は、天気だけでなく潮の満ち引きも考慮するようにしましょう。
シーグラス以外の物を発見!
シーグラスが思うように見つからず、半ば焦り気味の私でしたが、終盤に思わぬものを発見しました。それがこちらの寛永通宝です。
寛永通宝は、江戸時代(寛永13年(1636年)〜幕末)に広く流通していた銭貨です。ここに辿り着くまでの経緯は不明ですが、仮に江戸時代からずっと海を漂っていたのであれば…それはそれですごくロマンがあるのでは?と思えてきました。
本日の成果
さて、2時間弱探し回った成果がこちらです。思わぬ満ち潮によりベストポイントを探すのに苦労したため、ここ最近では最も少ない量でした。そんな中、右端の寛永通宝が異様な存在感を放っています。
今度は色別に分けてみました。白・水色・茶が相対的に多い印象です。なお、冒頭でまとめた難易度の高い色(赤・黄・紫)はおろか、青すらもほとんど見つけられませんでした。
【参考】過去の成果
こんな成果だと少々味気ないため、過去に同じ場所で拾ったシーグラスの写真も貼っておきます。多いときだと、2時間でこのくらい拾うことができます。
▲この時は、茶・深緑を拾わないよう選別するくらいの余裕がありました。
また稀ですが、紫のシーグラスも同じ場所で拾ったことがあります。
おわりに
今回は、私の趣味の一つであるシーグラス拾いについてご紹介しました。使い方次第ではインテリアにもできるため、機会があれば海辺に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ただ、海辺でずっと下を向いていると不審者のように見えなくもないので…シーグラス拾いはほどほどに。笑
【ビーチグラスととんぼ玉のブックマーク】ビーチグラス シーグラス とんぼ玉 ブックマーク 栞 しおり 本 ギフト プレゼント 贈り物