◎前々回の記事
◎前回の記事
室内で育てていたトマトを鉢出しし、屋外デビューさせたのがおよそ3週間前のこと(前々回記事)。徒長ぎみだったこともあり、当時はかなりひ弱な見た目でした。
▲3週間前のトマト(前々回記事より引用)
2週間ほど経過すると、多少茎が太くなってきました。ですが、やはりヒョロっとした印象でした(前回記事)。
▲1週間前のトマト(前回記事より引用)
それからさらに1週間が経過。いよいよ家庭菜園デビューの時がやって来ました!また、早い株では脇芽が出始めていたため、芽かきも行ってしまうことにしました。
トマトの家庭菜園デビュー
植え付け前のトマトがこちらです。葉が黄色くなってしまったものもありますが…屋外の厳しい環境(?)に晒されたおかげで、かなりたくましくなった印象です。
まだ蕾は見当たりませんが、着実に葉を増やしています。
早速家庭菜園へ植え付けるべく、土を盛り上げてマルチを敷いておきました。ただ、我が家にあるマルチには穴が開いていないため、今回はこちらの秘密兵器を使いました。と言っても、ペットボトルの底をカッターで切り出しただけのものなのですが…。
ペットボトルの断面をマルチにグリグリ擦り付けることで、マルチに穴を空けることができます。(※すんなり穴が開く訳ではないのですが、割と扱いやすかったです)
この調子でどんどん穴を開けていきます。
あとはこの穴にトマトの苗を植え付け、支柱を立てれば作業完了です!ポットの中でもかなり根を張っていたため、この調子ですくすく成長して欲しいものです。
芽かきをはなぜ必要?
トマトを植え付ける前、一部の株に脇芽が出始めていることに気が付きました。まだかなり小さいですが(写真の赤丸の部分)、早いうちに芽かきをしてしまうことにしました。
芽かきの方法はいたって簡単。脇芽を手でちぎり取るだけです。これで見た目が少しすっきりしました!
そもそも…なぜトマトは芽かきが必要なのでしょうか?理由を一言で表すなら「美味しい実を収穫するため」ということのようです。
トマトの脇芽は、樹木でいう「枝(側枝)」に該当する部分です。枝が増えることでより多くの花が咲き、多くの実をつけることができますが…一方で、多くの栄養も同時に必要となります。その結果、実1個あたりに行き届く栄養が不足しがちになり、あまり味の良くない実になってしまうのだそうです。
収穫量は少し減ってしまうかもしれませんが…主枝のみを伸ばし、主枝についた花や実へ確実に栄養を送るようにした方が美味しい実が食べられるのかもしれませんね。
脇芽は挿し芽で増やせる!?
実は、摘み取った脇芽は挿し芽で増やすことができます。10〜15cmほどに伸びた脇芽を手で摘み取り、水につけておくだけで、比較的簡単に根がでてくるのだそうです。これを土に植え付ければ、トマト苗の増殖は完了です。
(※私は早々に摘み取ってしまったのですが、近いうちに挑戦してみようと思っています)
挿し芽で増やした苗は、植え付けが遅い分収穫も後ろ倒しになります。そのため、元の株と合わせると長い期間収穫を楽しむことができます。機会があれば、是非試してみてはいかがでしょうか?
【余談】ブロッコリーの家庭菜園デビュー
今回はトマトの話題を取り上げたためすっかり脇役になってしまったのですが、同じ日に種まきしたブロッコリーも家庭菜園に植え付けました。
こちらも、屋外に出したばかりの頃に比べたら見違えるほどたくましくなりました。それでもまだ少しヒョロっとしていますが、根はしっかり張っているので家庭菜園デビューさせても問題なさそうです。
ブロッコリーは、先程のトマトの隣に植え付けました。冬に育てたブロッコリーはかなりの小粒でしたが、今度こそ大きなブロッコリーを収穫したいものです。
◎冬に育てたブロッコリー
◎次回の記事