我が家にやって来て2年目となるレモンですが、今年は8個の実をつけています。昨年は12〜3個ほど収穫できたため少し少なく感じてしまいますが、まだ小さい木なので8個でも十分頑張ってくれていると思います。
今年は春頃に虫の食害を受けてしまったため、葉がかなり少なくなってしまったのですが…最近になりまた新しい葉が伸びてきました。ただ、これで一安心かと思いきや、秋になってもまだ虫の食害は続くようです。。。
秋になっても虫の影が…
こちらが春に食害を受けてしまった枝です。ご覧の通り葉はほとんど残っておらず、普段は葉と同化しがちな実が丸見えの状態になっています。
そしてこちらが最近伸びてきた枝です。さすがにもう虫の被害は受けないだろう…と油断していたらこの有り様です。あちこちの葉が欠けてしまい、お世辞にもあまり良い見た目とは言えません。
葉を食べた犯人は…?
ここでは写真を割愛しますが、葉を食べていたのは白黒の小さい芋虫と緑の大きい芋虫でした。私自身それほど虫には詳しくないのですが、その特徴からアゲハチョウの仲間だと考えられます。調べたところ、アゲハチョウの幼虫はレモンなどの柑橘類の葉が大好きなようです。
冬の間、蝶は何をしている?
今回は9月に幼虫を見かけた訳なのですが、そういえば秋に蝶を見かけることはほとんどないような気がします。ということは、今回私が見かけた幼虫達はその後どうなるのでしょうか…?
こちらも少し調べてみたのですが、アゲハチョウの仲間は以下のようなライフサイクルを送っているようです。
春:さなぎ→蝶→産卵→幼虫
夏:幼虫→さなぎ→蝶→産卵→幼虫
秋:幼虫(※)→さなぎ
冬:さなぎのまま越冬
※今回私が見かけたもの
▲今年の夏に見かけた蝶(参考)
アゲハチョウの仲間は1年でライフサイクルを2周しているのですが、春〜夏のサイクルは早く、夏〜翌春のサイクルは遅いことになります。今回見かけた幼虫もいずれさなぎになり、我が家のどこかで越冬することになるのかもしれません。
そして翌春、また我が家で蝶が見られるのを楽しみにしています。ただ、レモンの木に産卵するのはほどほどにしてもらいたいところです…。