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【フェイジョア】実だけでなく花も食べられる!?フェイジョアを庭木におすすめする理由 - アタマの中は花畑
植え付け2年目になる我が家のフェイジョアですが…今年も実がなりませんでした!自家結実性(1本の木だけでも実がなる性質)のあるアポロを選んだのですが、やはり2本以上植えないと収穫はあまり見込めないということでしょうか。背丈は2mを超え、2年連続で花もたくさん咲いているため、来年に期待することにしましょう。
▲フェイジョアの花(参考)
さて、今のところ花しか食べられていないフェイジョアですが、青々とした葉を有効活用することはできないのでしょうか?
フェイジョアの概要
(※冒頭の関連記事より引用)
科・属名:フトモモ科アッカ属
種別:常緑低木
花色:赤紫
花期:5〜6月
収穫期:10〜11月
原産:中南米
別名:パイナップルグアバ、フィジョアなど
◎特徴:
中南米原産の熱帯果樹で、バナナやパイナップルをミックスさせたような味わいが特徴です。様々な品種がありますが、その多くはニュージーランドやオーストラリアなどで品種改良されたものです。初夏には赤紫色の花を咲かせます。
日本では1970年代に広く栽培されていましたが、その後は需要が落ちていました。近年は庭木としても再注目されているようで、庭先でも多く見かけるようになりました。
フェイジョアとグアバは似ている?
フェイジョアの別名に「パイナップルグアバ」があるため、もしかしたらフェイジョアとパイナップルはよく似た植物なのかもしれません。グアバも実が食べられる熱帯果樹ですが、葉も有効活用することができます。グアバの葉は漢方薬のほか、グアバ茶の原料としても重宝されています。蕃爽麗茶(ばんそうれいちゃ)の原料、と言ったらイメージしやすいでしょうか。蕃爽麗茶には食後の糖の吸収を穏やかにする効果があり、特定保健用食品にも登録されています。
フェイジョア茶は作れるのか?
ここまでの内容を踏まえると、もしかしたらフェイジョアの葉でも蕃爽麗茶に似たものが作れるのかもしれません。自宅で手軽に蕃爽麗茶もどきが作れるとしたら、とてもありがたい話ですよね。先日、自宅の庭にあるオリーブの葉でオリーブ茶を作ってみたのですが、同じ方法で作ることはできるのでしょうか?
◎オリーブ茶についてはこちら
【オリーブ】オリーブの葉を使ったお茶の作り方〜庭のオリーブで試してみました〜 - アタマの中は花畑
少し調べてみた結果、フェイジョアの実を使った「フェイジョアティー」はそれなりに出てきたのですが、葉を使ったお茶についてはほとんど見つかりませんでした。というのも、グアバはフトモモ科バンジロウ属、フェイジョアはフトモモ科アッカ属の植物であり、厳密には異なる植物です。そのため、グアバ茶と同じ効果をフェイジョア茶で得るのは難しいのかもしれません。
ただ、先日投稿したオリーブ茶のように、乾燥させた葉を焙煎すればそれなりに美味しいお茶が作れるような気はします。曖昧な結論になってしまいますが、フェイジョア茶は効能が得られるかどうかは不透明だが作ってみたら意外と美味しいのかもしれない…と考えておくことにします。
もしフェイジョア茶を作る機会があれば、本ブログでも改めてご紹介したいと思います。