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【温州みかん】捨てるのは勿体無い!みかんの皮の活用方法について - アタマの中は花畑
先日の記事で、普段は捨てがちなみかんの皮がさまざまな用途に活用できることをご紹介しました。そんな私も食べたみかんの皮は乾燥させた上で保管しているのですが、今回はその皮を使ってお茶を作ってみたいと思います。
陳皮茶とは?
冒頭の関連記事の中でも触れていますが、みかんの皮(陳皮)を使ったお茶のことを陳皮茶(ちんぴちゃ)と呼びます。漢方薬などに用いられる陳皮と言えば数年乾燥させたものを指すことが多いのですが、家庭で陳皮茶を作る場合は生の皮、あるいは1〜2週間ほどの乾燥させた皮でも問題ないようです。
陳皮茶の効能は?
漢方薬としても重宝される陳皮茶(陳皮)には、さまざまな効能があるとされています。ここでは、そのうちのいくつかをご紹介したいと思います。
①血行促進
皮に含まれるヘスペリジン(ポリフェノールの一種)には血管を広げ、血行を促進する効果があります。血行促進により、冷え性の対策にも繋がります。
②リラックス効果
香り成分であるリモネンにはリラックス効果ぎあるとされています。リモネンはみかんをはじめとした柑橘類全般に含まれています。
③風邪予防
陳皮には咳や痰などを抑える効果があり、風邪予防にも繋がります。
④胃腸の調子を整える
陳皮には胃腸の調子を整える効果もあり、胸やけ・下痢・吐き気・消化不良などの漢方薬としても用いられています。
余ったみかんの皮で陳皮茶を作ってみよう!
それでは早速、我が家でも陳皮茶を作ってみることにします。材料は、冒頭の関連記事でも取り上げた「乾燥させた温州みかんの皮」です。特段綺麗な皮でもありませんが…今回はこちらを使ってみます。
まずは、皮に含まれる成分を抽出しやすくするため、皮を細かく刻みます。今回はハサミを使って、適当な大きさに刻んでおきました。
あとはティーポットに入れて、紅茶と同じようにお湯を注ぐだけです。簡単に作ることができるのも陳皮茶の魅力ですね。
お湯を注いですぐに色が染み出し、みかんのほのかな香りが漂ってきました。熱を加えているため生のみかんとは少し異なる風味(例えるなら焼きみかんに近い風味)でしたが、みかんらしい味でとても飲みやすかったです。10分ほどお湯に浸けていましたが、苦味成分が染み出すこともほとんどありませんでした。
生の皮でも作ることができますので、みかんの消費量が増えるこの時期、機会があればぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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