今年も実家からたくさん金柑(キンカン)を譲ってもらいました。例年であれば年末年始の帰省の際に収穫させてもらうのですが、今回は帰省すら叶わなかったため野菜と一緒に送ってもらいました。
さて、昨年の同じ時期にも金柑を使ったジャム作りに挑戦したのですが(関連記事参照)、金柑の下処理にかなりの時間を要した記憶があります。特に種抜きと刻みだけで1時間半くらいかかってしまったんですよね。。。
◎関連記事はこちら
【キンカン】実家のキンカンでジャムを作ってみました - アタマの中は花畑
ということで、今年はできるだけ手間をかけないジャム作りに挑戦してみることにしました。
今回の材料
今回の材料はこちらです。材料自体は昨年とほぼ同じですね…。金柑と砂糖の比率は2:1にしていますが、お好みに合わせて砂糖の量は調整しても問題ないと思います。
・金柑(種抜き後) 850g
・砂糖(上白糖でもグラニュー糖でも可) 425g
・レモン汁 大さじ2
手間をかけずにジャムを作ってみよう！
ということで早速調理開始です。昨年よりは手間をかけていないつもりですが、やはり金柑の下処理にはある程度時間がかかってしまいます。。。
まずは金柑をよく洗い、ヘタを取り除いた上で5分ほど茹でます。皮が半透明になってきたら火を止めます。
火を止めたら金柑の実を一旦ザルにあげ、冷水に1時間程度さらします。冷水にさらすことで独特の苦みを和らげることができますが、苦みを敢えて残したい場合は省略可能です。
続いて種を取り除いていきます。今回は横に半分に切ってみました。あとは実を軽く手で潰すと種が飛び出してくるため、比較的簡単に種を取り除くことができました。実の切り方を工夫することで、かなりの時間削減になりました。
種を取り除いた実がこちらです。昨年は1時間半ほどかかりましたが、今年は30分ほどで済みました。昨年と今年では実の量が異なるのですが、種抜きに要した時間は半分ほどになりました。
昨年はここから包丁で細かく刻んでいったのですが、今年はミキサーでペースト状にしてしまいました。昨年は食感重視、今年はなめらかさ重視のジャムといったところでしょうか。ミキサーを使用した分、今年の方が手間を削減することができました。
続いて、ペースト状にした金柑を鍋に移します。これだけ見るとかぼちゃサラダみたいに見えてきますね。。。
ここに砂糖とレモン汁を加えて軽く混ぜます。
金柑と砂糖を馴染ませるため、この状態で30分ほど置いておきます。
その後弱火で20分ほど加熱し、余分な水分をとばしていきます。ジャムが焦げ付かないよう、ヘラなどでかき混ぜつつ様子を見ます。徐々に粘り気が強くなってくるため、突沸による火傷には気を付けましょう。
20分ほど加熱したら火を止め、粗熱が取れれば完成です。粗熱を取ることによって、ジャムの粘り気はさらに増します。長期保存する場合は、熱湯消毒した瓶などに移すようにします。
肝心のお味ですが…生の金柑はほとんど食べなかった息子も、ジャムに加工することでパクパク食べてくれました。ミキサーを使ったことだなめらかな食感になり、パンにも塗りやすかったです。
おわりに
きっと来年の同じ時期にもジャムを作っている気がするので、備忘録として残しておくことにしました。ジャムはたまに作る程度なので、毎回作り方を忘れてしまうんですよね…。
我が家には金柑の木はないのですが、レモンや柚子は育てているので、いつか収穫したレモン・柚子でもジャムを作ってみたいところです。
タネなし金柑 『 ぷちまる 』 15cmポット接木苗
