アタマの中は花畑

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【イチゴ】3〜4月の開花期に伸びたランナーは摘み取るべき?

◎前回の記事はこちら

【イチゴ】蕾を発見!露地栽培イチゴの開花・収穫時期はいつ? - アタマの中は花畑

 

(前回の記事を踏まえ)我が家のイチゴについては、2月上旬までに見つけた蕾を全て摘み取っておきました。その後の経過を観察していたところ、2月下旬頃に再び蕾が顔を出し、最近になって次々と開花し始めました。こうして拡大すると、イチゴの花もなかなか華やかですよね。

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ついつい花ばかりに目がいってしまうのですが、いくつかの株からはランナーも同時に伸びていることに気が付きました。昨年の同じ時期にも確認されたのですが、開花期に伸びたランナーは摘み取るべきなのでしょうか?

 

 

イチゴのランナーとは?

ランナー(走出枝、匍匐茎、匍匐枝などとも呼びます)はイチゴの株から伸びる茎のような部分のことで、先端に付いた新芽が根付くことで子株となります。イチゴは種からも育てられますが、一般的にはランナーによって増やす方が手軽と言われています。このような増やし方は「栄養繁殖」と呼ばれ、親株と子株の性質が同じになる特徴があります。

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なお、子株は親株の性質だけでなく、病気まで引き継いでしまうことがあります。そのため、株を増やす際は孫株(=子株のさらに先にできた株)以降を用いた方が病気にかかりにくく、最終的な収穫量も見込めるのだそうです。

 

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【イチゴ】苗を購入してきました!〜ランナー付きの苗はお買い得!?〜 - アタマの中は花畑

 

花と同時に伸びたランナーを発見!

こちらの写真は、先日撮影した我が家のイチゴです。花が見頃を迎えていることもあり、どうしても白い花に注目しがちですが…
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少しピントをずらして…
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さらに根元付近を拡大すると、ランナーも同時に伸びていることがわかります。この株以外にも、花とランナーが同時に伸びている株ををちらほら見かけました。
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開花期に伸びたランナーは摘み取るべき?

株を増やすために必要なランナーですが、開花期(3〜4月頃)に伸びたものは摘み取ってしまうことが多いようです。理由については何となく察しがつくかもしれませんが、ランナーに余計な栄養が消費させるのを防ぎ、花や実に栄養を集中させる効果があります。ランナーは6月以降も次々と伸びてくるため、4〜5月は実の収穫に注力し、収穫が終わってから株を増やしても十分間に合います。

(※開花が見込めない株であれば、今のうちからランナーを伸ばし始めても良いのかもしれません)

 

【余談】実生イチゴを発見…?

イチゴの株を観察していたところ、近くでこんな株を見つけました。葉は分岐しておらず一見草のように見えてしまいますが…この葉はイチゴで間違いなさそうです。
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こんな場所にイチゴの苗を植えた覚えはないため、昨年実ったイチゴから芽生えたものと思われます。ランナーに比べて少し手間はかかりそうですが、この苗が成長して来年イチゴが採れるようになれば儲けものですね。
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