◎前回の記事はこちら
【実生パパイヤ18】パパイヤ計画に暗雲が…。花が咲かないのはなぜ? - アタマの中は花畑
せっかく蕾ができても開花前に落ちてしまうため、一時は企画終了かとも思われた「実生パパイヤ計画」ですが…9月最終日にして待望の1輪目が開花しました。パパイヤの花には雄花・雌花・両性花の3種類があるのですが、我が家で開花したのはどの花だったのでしょうか?
現在のパパイヤ
本題に入る前に、まずはいつもの報告からです。本日撮影したパパイヤがこちらなのですが、さすがに9月に入った頃からは成長が緩やかになってきました。家庭菜園の一角を陣取っている点は相変わらずです。
▲本日のパパイヤ
▲9月中旬のパパイヤ(前回記事より引用)
現在の草丈は155cm程度で、前回記事時点(145cm)よりも10cmほど成長していました。私の身長(あと20cmくらい)を超えるかな?と一時期期待していたのですが、ちょっと厳しくなってきたかもしれません。
根元付近の太さは直径6cm強程度でした。前回記事時点では6cm程度だったため、こちらも成長が緩やかになってきた印象です。
念願の開花第1号!
前回記事時点でもそれなりに成長した蕾はちらほら見かけていたのですが、開花前に全て枯れて落ちていたため「このまま1輪も咲くことなく枯れるんだろうな…」と半分諦めかけていました。そんな状況だったためしばらく観察を怠っていたのですが、昨日(9月29日)になって1輪開花しそうであることに気が付き、本日その蕾が開きました。
◎9月11日撮影(前回記事時点)
◎9月29日撮影
◎9月30日撮影
スーパーで購入した種からまさか花が咲いてくれるとは、これまでの1年半を振り返るとなかなか感慨深いものがありますね。
パパイヤの雄花・雌花・両性花の違いとは?
前回の記事でも触れたのですが、パパイヤには雄花、雌花、両性花(雄花・雌花の両方の性質を持つ花)の3種類が存在します。それぞれの違いは以下のとおりで、我が家で咲いた花はこのうちの両性花だと思われます。
◎雄花
・1輪あたりのサイズが小さく、1房に何輪もの花を咲かせる。
◎雌花
・1輪あたりのサイズが小さく、房状に開花することはほとんどない。両性花に比べると丸みを帯びている。
◎両性花
・1輪あたりのサイズが小さく、房状に開花することはほとんどない。雌花に比べると細長い形状をしている。
我が家で生き残ったパパイヤはこの1株のみのため、結実の可能性があるという点では両性花でほっとしています。いよいよ10月に突入し、本企画も終盤に差し掛かりましたが…ここまで来たら結実にも期待したいところです。
◎次回の記事はこちら
(あわよくば結実に期待)