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【ドライフラワー】100均のシリカゲルでドライフラワー作りに挑戦!〜プリザーブドフラワーとの違いは?〜 - アタマの中は花畑
昨年6月の話になるのですが、花壇で育てていたヘリクリサム(帝王貝細工)の花を使って簡単ドライフラワーを作りました。
あれから1年4カ月ほど経過した現在の様子がこちらです。さすがに色があせてきましたが、ここまで長持ちしてくれたら私としては大満足です。(※実は現在の色合いも、なかなか味があって好きだったりします)
我が家の保存状態はお世辞にも良くない(玄関に置きっぱなし)と思うのですが、保存状態次第ではこの色が更に長持ちしていたのかもしれません。ということで、今回はドライフラワーの花の色を長持ちさせる方法について調べてみることにしました。
ドライフラワーとは?
ドライフラワーとは、その名のとおり乾燥させた花のことで、インテリアなどによく用いられています。余計な水分を抜いておくことで保存期間がグッと伸び、長く花を楽しむことができます。
(※ドライフラワーの概要については、冒頭関連記事からの引用です)
ドライフラワーに向く花、向かない花は?
ドライフラワーは花を乾燥させることが前提となるため、以下の条件を満たしているとより加工しやすいと言われています。
①水分量が少ない
②花弁に厚みがある(形状を保ちやすい)
③花弁の数が多い(形状を保ちやすい)
④乾燥させても花色が変色しにくい
①〜④を満たし、比較的ドライフラワーに加工しやすいと言われる花をいくつか挙げてみました。バラ、スターチス、アジサイなどは比較的有名な印象ですが、私的に意外だったのがビオラ(パンジー)です。シリカゲルを用意すれば手軽に作れるようなので、冬になったら試してみようと思っています。
・バラ
・スターチス
・アジサイ
・ヘリクリサム(帝王貝細工)
・ニゲラ
・センニチコウ(千日紅)
・ミモザ
・ラベンダー
・ビオラ(パンジー)
・アーティチョーク など
▲バラ
▲ニゲラ
▲センニチコウ
逆に、上記①〜④を満たさない花はドライフラワーにあまり向いていないと言えます。加工方法次第ではどんな花もドライフラワーにできるのかもしれませんが、家庭で作るとなるとかなりの技量が必要になります。ドライフラワーに向かない花としては以下が挙げられます。確かに、ドライフラワーに加工されたものはあまり見かけない気がします。
・チューリップ
・ユリ
・キク
・椿
・桜
・ヒヤシンス など
▲チューリップ
▲ユリ
▲ヒヤシンス
ドライフラワーを長持ちさせる方法は?
ドライフラワーの日持ちは数カ月〜1年程度と言われますが、せっかくなら少しでも長く楽しみたいですよね。基本的なことかもしれませんが、例えば以下のようなものを避けることで花の劣化を抑えることができます。
①直射日光・蛍光灯の光
→色褪せの原因となります。同じ光でも、電球の光であれば比較的傷みにくいと言われています。
②湿気
→水分を吸収することにより、形状か崩れてしまう恐れがあります。
③ホコリなどの汚れ
→一旦付着してしまうと、その後の処理がとても面倒です。
④害虫
→シバンムシなど、乾燥した花を餌とする虫もいます。
⑤衝撃
→むやみに触ったり、移動させたりするとその衝撃で傷むこともあります。
▲撮影のため明るい場所に置いていますが、実際には電球の光が当たるくらいの暗めの場所がおすすめです。
①〜⑤はそれぞれ簡単そうに見えますが、実際にメンテナンスしようとすると手間に感じることもあります。そのような場合は、密閉させた容器の中でドライフラワーを楽しむ方法もあります。密閉容器であれば湿気・汚れ・害虫は避けられるため、ある程度管理が楽になるかもしれません。

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