◎前回の記事はこちら
【実生トマト②】ヨトウムシの食害から復活!家庭菜園への植え替えとその後について - アタマの中は花畑
前回の記事からあまり間隔が開いていませんが、今回の実生トマトの様子についてお送りします。ヨトウムシの食害から復活し、何とか家庭菜園の一角に植え替えできた訳ですが…すぐ次の壁に当たってしまいました。葉や茎が黒ずみ、生育が悪化しているように見えるのですが、これには何か原因があるのでしょうか?
現在の実生トマト
現在の実生トマトがこちらです。連日の猛暑で土はカラカラにかんそうしていますが、前回記事時点(7月中旬)に比べると全体的に一回り成長していることがわかります。
◎7月中旬撮影(前回記事時点)
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◎8月上旬撮影
実際に草丈を測ってみると20〜25cm程度で、前回記事時点(10cm程度)から倍くらいに成長していました。中には脇芽が伸び始めている株もありましたが、今のところ脇芽かきは特に行っていません。
葉や茎が黒ずんでいる…?
先程撮影した株を拡大してみたところ、葉や茎が全体的に黒ずんでいることに気付きました。鉢から家庭菜園へ植え替えた時は青々としていたはずなのですが…この2週間で「くすんだ緑色」に変わってしまいました。
中には枯れてしまった葉もあり、生育にもきっと悪影響を及ぼしているはずです。今はまだ何とか生きていますが、このまま放っておくと近いうちに株全体が枯れてしまうかもしれません。
原因と対策について
我が家では毎年トマトを栽培していますが、今回のような「葉や茎が黒ずむ現象」を確認したのは初めてです。強いて言えば、今回はいつもと植え付け時期が異なるのですが(※通常は4月頃、今回は7月頃に植え付け)…これが関係していたりするのでしょうか?
原因について調べてみたところ、代表的なところでは葉かび病、すすかび病、細菌斑点病、萎凋病などが挙げられるようです。これらは全てカビや細菌を原因とする病気ですが…関連画像を参照する限りでは、どうも我が家で見られた症状とは違う気がしています(※葉かび病・すすかび病・細菌斑点病のような黒い斑点模様は見られず、萎凋病のような枯れ方でもない)。
となると、やはり植え付け時期が関係しているのかもしれません。トマトは元々高温や乾燥に強い野菜ですが…今回のように植え付け時期が遅れてしまうと、十分に根が張れていない段階で厳しい猛暑に見舞われることになります。さすがのトマトでも株が小さいうちは耐暑性が低く、結果として生育にも影響を及ぼしてしまった可能性があります。
…というのは私の想像であり、正直なところ原因に関してはまだあやふやな状態です。取り敢えず、以下の対策を行って様子を見てみることにしました。
・カビや細菌の可能性も否めないため、枯れてしまった葉は全て切り落とす
・少しでも根張りを促進するため、最低限の水やりを行う
根元付近の葉は再起不能なくらい枯れてしまったものの、成長点付近だけはまだ青々としており、ようやく蕾が顔を出し始めました。ただこのまま症状が進むと開花や結実にも影響を及ぼしてしまうため、何とか持ち堪えて欲しいものです。
◎結局枯らしてしまったので翌年に続く