8月末になってもまだまだ暑い日が続いていますが、花壇の一角では暑さにも負けず花が咲き誇っています(※逆を言えば、このエリア以外は暑さでやられてしまった植物もちらほらいます)。今回は、写真右下に写っているサフィニアに焦点を当ててみたいと思います。
このサフィニアは5月頃に購入したものですが、購入以来絶えず花を咲かせ続けてくれています。ただ少しずつ株の勢いが衰えてきたため、この辺りで「切り戻し」を行ってみることにしました。
サフィニアってどんな花?
サフィニアはペチュニアの改良品種で、サントリーと京成バラ園芸の共同開発により1989年に誕生しました。品種名であるサフィニアは、匍匐性に強いことを示すSurfing(英語)とPetunia(ブラジル先住民の言語)を掛け合わせた造語です。
ペチュニアに比べて雨・暑さ・病害虫などに強く、花数が多いため見た目が華やかになりやすい点が特徴です。販売価格はペチュニアより高めでしたが…今シーズンの雨や暑さでも枯れることはなく、買って良かったなと思える植物の1つです。
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現在の様子
現在のサフィニアの様子がこちらです。(冒頭の写真のように)遠目で見ればまだまだ健在のように見えますが、近くに寄ると花数の少なさや枯れ葉が目立つようになりました。枝が徒長し過ぎてしまったためか、根元付近を中心にこの傾向が見られる印象です。
サフィニアの切り戻しに挑戦!
挑戦!と言うほどの作業でもないのですが、忘れないうちにサフィニアを切り戻しておくことにしました。切り戻しとは、大きく伸びた枝や茎を摘み取ることで株全体を整える作業のことを指します。不要な枝や茎を除去することで新しい枝・茎に養分を回し、株の成長や花付きを促進する効果も得られます。本ブログでも、過去にはサルビアやオステオスペルマムの切り戻しについてご紹介したことがあります。
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作業は至ってシンプルで、根元付近の葉を少し残すくらいの所で枝を切り落とすだけです。試しに切り落とした枝を1本取り出してみたところ、何と50cm近くまで伸びていました。花壇で楽しんでいた時は全く気付かなかったのですが、いつの間にかここまで徒長していたんですね。。。
花壇に植えていたサフィニアは3株だけだったのですが、5分ほどの作業でこれだけの枝を切り落とすことができました。せっかく咲いた花が勿体無いような気もしてしまいますが、これも秋にまた花を楽しむためです。
そして、切り戻し後のサフィニアがこちらです。切り戻しの適期は8月末頃までと言われているため、何とか期限内を間に合わせることができました。この時期に切り戻した場合、10月頃には再び花が咲き始めるようです。
最後に、切り戻し前・切り戻し後の写真を並べてみました。切り戻しによってサフィニアの存在感が薄れてしまいましたが、秋には再びたくさんの花を咲かせてくれる…はずです。
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(無事にまた花が咲いたら更新?)