今シーズンも、我が家の家庭菜園の一角でサヤエンドウ・スナップエンドウを育てています。(日当たりに恵まれないため)茎がヒョロヒョロしているのはいつものことなのですが…このままでは、冬の寒さに耐えられないかもしれません。これまでも冬の寒さで株の大半が枯れてしまい、春先の収穫量が落ち込んでしまうことがしばしばありました。
そこで今シーズンは収穫量を増やすため、見よう見まねで防寒対策を講じてみることにしました。
エンドウの耐寒性について
「エンドウ」と呼ばれる野菜の多くは秋に種をまき、翌春に実を収穫する1〜2年草です。そのため寒さには比較的強く、幼苗の状態であれば0℃以下でも耐えることができます。
しかしながら、苗が成長し過ぎてしまうとかえって耐寒性が落ちてしまうため、(耐寒性のある)幼苗の状態で冬越しさせることがポイントのようです。そのため私の住む関東地方であれば、10月中旬〜11月中旬頃が種まきの適期となります。
不織布で防寒対策!
私の住む地域では真冬に氷点下となることはあっても、−5℃を下回ることは滅多にありません。そのため幼苗の状態であればそのままでも冬を越せそうですが…実際に苗を傷めてしまっているため、今シーズンは防寒対策(ついでに風除けも)を講じてみることにしました。稲藁があれば良かったのですが、そんな丁度良く手元にあるものでもないため、取り敢えず不織布と洗濯ばさみを購入してきました。またここには写っていませんが、ホッチキスも別途用意しています。
見よう見まねで実践!
用意した不織布、洗濯ばさみ、ホッチキスを使って、早速エンドウの防寒に挑戦してみることにしました。…と言ってもあまり大したことは行っておらず、支柱の下半分に不織布を巻き付けただけの「なんちゃって防寒」です。要所要所を洗濯バサミで固定し、それでも固定できない部分はホッチキス止めしてみました。
こうして、4面中3面に不織布を巻き付けることができました。残り1面に関してはすぐ隣にブロック塀があるため、そのままでも特に問題はないかなと考えています。
今週末には12月となり、いよいよ本格的な冬に差し掛かろうとしています。今回の「なんちゃって防寒」により、厳しい寒さを乗り切ることはできるでしょうか…?
※今後の状況によっては、以前試した「プラスチックコップ温室」も適用してみるかもしれません。
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