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少し長い冬休みをいただいておりましたが、今回より通常更新に戻ります。改めまして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
…と言いつつ昨年末の話題になってしまうのですが、先日と同じ公園で息子達と再び四つ葉のクローバー探しをしてきました。2回目ともなると息子達(特に長男)は慣れたもので、何と7枚の葉を持つ「七つ葉のクローバー」を見つけてきました。
この葉はもちろんシロツメクサのものなのですが、実はこの日、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)らしき四つ葉も見つけました。四つ葉のクローバーと言えばまずシロツメクサを連想しますが、ムラサキツメクサの四つ葉もよく見られるものなのでしょうか?
ムラサキツメクサの概要
科・属名:マメ科シャジクソウ属
種別:多年草
花色:赤紫
花期:4〜12月
原産:ヨーロッパ、西アジア、北西アメリカ
別名:アカツメクサ、赤クローバーなど
花言葉:勤勉、実直、豊かな愛、善良で陽気など
◎特徴:
花色は赤紫で、シロツメクサに比べると草丈が高く、葉が細長い特徴を持ちます。シロツメクサと同様、牧草として日本に輸入され、現在では各地に分布しています。原産地であるヨーロッパでは、薬草やハーブティーの材料としても親しまれています。
中には、突然変異で花が白くなったものもあり、シロバナアカツメクサまたはセッカツメクサ(雪華詰草)と呼ばれます。
◎ムラサキツメクサの概要は下記記事からの引用です
【ツメクサ】シロツメクサ(クローバー)だけじゃない!ツメクサの特徴と見分け方 - アタマの中は花畑
ムラサキツメクサの「四つ葉のクローバー」を発見!?
冒頭で触れた「四つ葉のクローバー探し」に没頭していた際、シロツメクサの中に時折ムラサキツメクサの株が混ざっていることに気が付きました。冬場ということもあり茎こそ立ち上がっていないものの、葉が細長いことや、葉の裏側に毛がたくさん生えていることなどからムラサキツメクサで間違いなさそうです。
「もしかしたらこの株にも四つ葉があるのでは…?」と思い、ダメ元で探してみたところ…いとも簡単に見つけることができました。例えばこちらの写真であれば、赤丸で囲んだ2枚がそれぞれ4枚の葉を持っています。
ムラサキツメクサも“四つ葉”になり得るの?
少なくとも私自身は「ムラサキツメクサの四つ葉のクローバー」をこれまで見たことが無かったのですが、調べてみたところやはり実在するようです。
「四つ葉のクローバー」の主な発生要因は、人に踏み付けられるなどの外的な衝撃だと言われています。今回見つけたムラサキツメクサの四つ葉も同じ要因によるものと考えられますが…ムラサキツメクサの草丈はシロツメクサに比べて高いため、踏み付けられるケースは少なくなります。したがって、ムラサキツメクサの四つ葉自体は発生し得るものの、シロツメクサの四つ葉に比べてその発生頻度は低いことになります。
シロツメクサに比べて「レア」な分、幸運をもたらす効果も大きくなるんですかね…?
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