アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【采振木】−40℃でも耐えられる!?ジューンベリーの驚くべき耐寒性について

今回は、今の季節にぴったりなジューンベリーについてご紹介したいと思います。花も実も楽しめるということで、我が家の庭にも植えようか検討したことがあるのですが…スペースの関係で泣く泣く見送った樹木の1つです。

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そんなジューンベリーですが、数ある樹木の中でも有数の耐寒性を持っていることは皆さまご存知でしたでしょうか。ということで、今回はジューンベリーの特徴について少しだけご紹介したいと思います。

 

 

ジューンベリーの概要

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科・属名:バラ科ザイフリボク属

種別:落葉小高木

花色:白

花期:4〜5月

収穫期:6月

原産:北アメリカ

別名:アメリカザイフリボクなど

花言葉:穏やかな表情など

◎特徴:

北アメリカ原産の落葉小高木で、手間があまりかからないことから庭木としても人気の高い品種です。日本へ渡来した時期についてははっきりしていませんが、明治時代に渡来したという説が有力です。6月に実が熟すことからその名が付けられ、黒紫色の小さな実は生食のほか、ジャムなどに加工されることもあります。また別名であるアメリカザイフリボクに関しては、花の見た目が采配(※戦国武将が戦場の指揮に使用していた道具)に似ていることが由来となっています。

 

日本原産の“ジューンベリー”

ジューンベリーの別名である「アメリカザイフリボク」の由来に関しては概要欄でも触れたとおりですが、北アメリカを原産としていることから頭に「アメリカ」が付いています。ということは、日本原産の「ザイフリボク」も存在するのでは?と思い調べてみたところ…本当に存在しました。

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ザイフリボクはシデザクラとも呼ばれる落葉小高木で、日本では岩手県〜九州地方にかけて分布しています。バラ科ザイフリボク属に属し、4〜5月頃に花を咲かせる点はジューンベリーとも共通していますが、ザイフリボクの実は6月ではなく9〜10月頃に熟す性質があります。黒紫色の小さな実はジューンベリーによく似ていますが、こちらは渋みが強く、生食には向かないのだそうです。

 

ジューンベリーの驚くべき耐寒性について

ジューンベリーは庭木としても人気が高く、我が家の近所にも植えられているのですが…実は今までその果実を食べたことはありません。店頭に並んでいれば一度は購入してみたいものですが、日本の市場ではほとんど流通していないイメージです。

 

そこでジューンベリーの国別生産量について調べてみたところ、原産地であるカナダやアメリカでは比較的多く生産されていることがわかりました。厳密には「サスカトゥーンベリー」と呼ばれるジューンベリーの仲間なのですが…実はこの品種、「最北のフルーツ」と呼ばれるほど寒さに強いことでも有名です。一般的なジューンベリーの耐寒温度は−20℃程度(既にこの時点で寒さに強い)と言われますが、サスカトゥーンベリーは何と−40℃まで耐えられるのだそうです。ちなみに日本国内の歴代最低気温が−41℃(北海道旭川市、公式気象観測記録)なので、いかに耐寒性に優れているかがよく分かりますね。


ジューンベリー 苗木 株立ち 7号(k05)