◎前回の記事はこちら
【ソラマメ】開花と収穫の時期について 〜今年は暖冬のため収穫は早め!?〜 - アタマの中は花畑
前回の記事から1か月あまり、ソラマメの花が見頃を迎えています。
今回育てているソラマメは、さやが空を向いて(=上を向いて)成長することから、その名が付いたようです。我が家のソラマメも花→さやに移り変わる頃ですが、本当に空を向いて成長しているのでしょうか…?
これまでの成長
最近恒例になってきた気がしますが、最近のソラマメの成長について振り返ってみたいと思います。最初の花が咲いたのは2月18日、満開になったのは3月上旬でした。
◎2月5日撮影(前回記事時点)
◎2月15日撮影
◎2月18日撮影
◎3月2日撮影
開花期と収穫期について
前回の記事にもまとめましたが、ソラマメの開花期と収穫期はおおよそ以下のとおりとなります。
・開花期:種まきから140〜150日程度
・収穫期:開花から35〜40日程度
では、我が家のソラマメはどうでしょうか…?
・種まき:昨年10月上旬
・開花期:種まきから130日程度で一番花が開花、140日程度で満開
・収穫期:一番花を基準とするなら3月下旬、満開を基準とするなら4月上旬
満開を基準にしたとしても、4月上旬には収穫できてしまうことになりますね。ソラマメの収穫って5月頃のイメージがあるのですが…本当に収穫できるのでしょうか??
◎種まきした頃の記事
さやが下を向いている…?
こちらが現在のさやの様子です。
あれ、さやが下を向いているような…?
もう少し大きくなったら空に向かって育ってくれるのでしょうか。
ソラマメのさやが空を向く理由
ソラマメのさやが空を向いて成長するのは、多くの植物がもつ「好天性」という性質が関わっているのだそうです。簡単に言うと、太陽の光に向かって植物が成長する性質のことです。この性質により、植物の葉や花は上へ上へと成長します。
もちろん実も例外ではありません。ソラマメのさやも「好天性」の性質に則り、空に向かって成長していくようです。同じ野菜で例を挙げると、トウモロコシやモロヘイヤの実も似たような性質を持っているのではないでしょうか。
▲トウモロコシ
▲モロヘイヤ
上記以外にも同じ性質を持った植物は多いのですが、中には「実が重くなり過ぎたために下を向かざるを得なくなった」ものも多いようです。収穫間際の稲を思い浮かべるとイメージしやすいでしょうか。
実はソラマメも稲と同じ性質なのだそうです。さやが小さいうちは空を向いて成長しますが、実が重くなるにつれて茎が耐えられなくなり、収穫間際には少し下を向いてしまいます。ソラマメの収穫期は、この向きの変化で判断することもあります。
【余談】マメ科の花はきれい!
ソラマメはマメ科に属する植物ですが、「マメ科の花」と言われると少し地味な印象を持ってしまいます(私だけでしょうか…?)。
ですが、よくよく考えるとマメ科の花にも個性を持ったものが多い気がしてきました。
結論「マメ科の花はきれい」
▲藤
▲スイートピー
▲ルピナス(ラッセルルピナス)
▲チョウマメ(バタフライピー)
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