アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【紅芋】紅芋と紫芋の違いは?そもそもどこで売っているの?

秋も深まり、焼き芋が美味しい季節になりました。先日は自宅の庭に作ったかまどでアヒージョを作ったのですが、今度は焼き芋を焼きたいなと思っています。

 

◎アヒージョ作りについてはこちら

【BBQ】放っておくだけで完成!?スキレットでアヒージョを作りたい! - アタマの中は花畑

 

焼き芋用のサツマイモにはさまざまな品種がありますが、今回私が着目したのは中身が赤紫色の「紅芋(ベニイモ)」と呼ばれるものです。自宅で育てられるのが一番良いのですが、我が家の家庭菜園では狭過ぎてサツマイモを育てること自体が難しそうです。そのため、紅芋を食べるためにはどこかで購入してくるしかないのですが、どのスーパーを探しても紫芋に出会うことができませんでした。

 

お菓子などに加工されたものはよく見かけるのですが、生の紅芋はどこで取り扱っているのでしょうか?

 

 

紅芋(ベニイモ)の概要

冒頭でも少し触れましたが、紅芋はさつまいもの一種で、中身が赤紫色をしています。赤紫色の色素はアントシアニン(ポリフェノールの一種)で、ブルーベリーや紫キャベツなどにも含まれている色素です。甘味が強く、沖縄などではお菓子の材料としても重宝されています。

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紅芋と紫芋の違いは?

紅芋とよく間違われるのが紫芋(ムラサキイモ)です。見た目はかなり似ていますが、そもそも両者は違う品種なのでしょうか?

 

その答えは「厳密に言えば違う」ようです。ここで、両者の特徴を簡単にまとめると以下のようになります。ただ、実際には混同されてしまうケースが多いようです。

紅芋:中身が赤紫色の品種。甘味が強い。

紫芋:中身が紫色の品種。甘味はやや弱い。

 

紅芋に比べて紫芋は甘味がやや弱いため、焼き芋にはあまり向かないのだそうです。ただ、最近では甘味の強い紫芋も流通しているようなので、思い切って挑戦してみても良いかもしれません。

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▲紫芋(参考)

 

紅芋はどこで売ってるの?

紅芋について一通りご紹介したところで本題に戻りますが…自宅近くのスーパーを複数軒はしごしても生の紅芋に出会うことはできませんでした。私が求めている生の紅芋は一体どこで売っているのでしょうか?

 

紅芋も言えば真っ先に沖縄を思い出す私ですが、実は「沖縄県産の生の紅芋を本州で見かけない」のにはきちんとした理由があるのだそうです。紅芋に被害を与える病害虫の中には、沖縄県のみに生息している種類があります。そのため、病害虫の蔓延を防ぐ目的で沖縄県産の紅芋を生のまま他県に持ち出すこと自体が法律で禁止されています。お菓子などの加工品ではよく見かける紅芋ですが、生の紅芋が流通していないのにはそんな理由があったんですね。


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▲加工されたものであれば通販でも取り扱われています。

 

それでも生の紅芋が買いたい!という場合は、他県産のサツマイモを購入する手があります。紫芋として取り扱われているものがほとんどですが、鹿児島県や千葉県などでも栽培されているため、通販であれば比較的簡単に手に入ります。


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また、場合によってはアンテナショップや道の駅、スーパーでも見つけることができるようです。ただ、やはり一般的なサツマイモに比べると流通量が少ないため、見つけるのはなかなか大変かもしれません。

 

おわりに

取り敢えず、私の手元には実家から譲ってもらった黄色のサツマイモがあるため、まずはこちらを焼くことにします。ですが、紅芋を焼く夢は捨てきれないので並行して探す予定です…!(無ければ通販で買います)

 

◎次回の記事はこちら

(紅芋か紫芋が入手できたら更新)