◎前回の記事はこちら
【実生パパイヤ13】真冬到来!室内での越冬、成功なるか…? - アタマの中は花畑
我が家の近所でもソメイヨシノが開花したほか、花壇に植えた花達も次々と咲き始めています。冬の間は物寂しい雰囲気でしたが、いよいよ本格的な春がやって来た印象です。
春がやって来たということで、今回は室内で冬越ししていた実生パパイヤの様子をお送りしたいと思います。ほぼ全ての葉が落ちてしまった時期もありましたが、無事に冬を越すことはできたのでしょうか…?
現在のパパイヤ
現在のパパイヤがこちらです。室内に取り込んだのはこの2本なのですが、現在の様子は全く異なります。
まずは左の株からです。昨年11月頃はむしろこちらの株の方が元気だったのですが、2月に入った頃から徐々に枯れ始め、現在ではご覧の有り様です。世話は続けていたのですが、結局は息を吹き返すことはありませんでした。
続いては右側の株です。こちらは左側の株とは対照的で、大きな葉がすくすくと成長しています。3月下旬の時点でここまで元気であれば、冬越し成功!と言っても問題なさそうです。
株の横側から撮影してみました。中央の主幹は枯れてしまいましたが、主幹の途中から脇芽が2本成長していることがわかります。
前回の記事で触れた脇芽が成長し、現在に至ったものと考えられます。冬場の室内でも意外と成長するものなんですね。
▲1月下旬のパパイヤ(前回記事時点)
脇芽を剪定してみました!
このまま脇芽を全て伸ばしていっても良いのですが、今回の目標は「実を1個以上収穫すること」です。そのため、脇芽を剪定することで1本の枝に栄養を集中させたほうが良いのでは?と考えるようになりました。
少し勿体ない気もしますが、最も元気な脇芽だけを残し、残りの枝は全て切り落としてみました。剪定のせいで枯れてしまわなければ良いのですが…。
そういえば、剪定して初めて「パパイヤの主幹(茎)の内部は空洞」であることを知りました。実際に栽培してみると、新たな発見も多いものですね。
今後の予定
日中は暖かい日が増えてきましたが、朝晩はまだ冷え込むこともあるため、4月上旬〜中旬くらいまでは室内で管理を続ける予定です。その後は屋外に出して大きな鉢へ植え替えるつもりだったのですが、今シーズン中の収穫を目指すのであれば思い切って地植えにしてしまうのもありかなと考えています。どこに植えるかは今後の検討課題ですが。。。
※パパイヤの木が1本だけになってしまったため、(雄株・雌株的な問題で)結実するか不安になっている今日この頃です。とはいえ、ひとまず栽培は継続したいと思います。
◎次回の記事はこちら
【実生パパイヤ15】いよいよ地植え!2年目の収穫を目指して…! - アタマの中は花畑