◎前回の記事はこちら
【イチジク】一文字整枝2年目の冬〜夏果・秋果の剪定方法について〜 - アタマの中は花畑
当ブログの開設当初から取り上げているイチジクも、今年で植え付け3年目を迎えました。「植え付け3年目=一文字整枝に取り組み始めて3年目」でもあるため、今年は集大成としてたくさんの実を収穫したいところです。
さて、我が家で育てているイチジクは夏果秋果兼用種(カドタ)のため、前回の記事では夏果・秋果の両方の性質を考慮した剪定に挑戦しました。あれから約3カ月半、イチジクの木はどうなっているでしょうか?
前回のあらすじ
冒頭でも触れましたが、前回は夏果・秋果両方の性質を考慮した剪定に挑戦しました。ざっくり説明すると、一部の枝は夏果向けの管理、残りは秋果向けの管理を行いました。
◎夏果向けの管理
夏果の場合は昨年伸びた枝に実を付ける性質があるため、敢えて枝を剪定せずそのままにしておきました。枝の途中に小さな膨らみがいくつかありますが、これが実になるのでしょうか…?
◎秋果向けの管理
秋果の場合はその年に伸びた枝に実を付ける性質があります。昨年伸びた枝を残しておく必要はないため、2〜3節を残して切り落としました。この切り口から再び枝が伸びてきてくれると良いのですが…。
夏果の様子
続いて、現在のイチジクの様子を見ていくことにしましょう。全体像がこちらです。まだ物寂しい雰囲気ですが、あちこちから葉や枝が伸び始めています。
まずは夏果向けの管理として、剪定を行わなかった枝からです。先端からは葉が伸び始めているのですが、注目したいのはその下側です。剪定時は小さな突起物にしか見えなかった部分ですが、現在ではイチジクの実らしき姿に変わっています。
この「イチジクの実」は10個以上見つかりました。この実が全て収穫できると思うと、今からとてもワクワクしてきます。本当に全部収穫できるかはわかりませんが…。
ちなみに、この日確認できた実の中で最もサイズが大きかったのはこちらです。見た目は完全にイチジクですね。
秋果の様子
続いては秋果向けの管理として剪定を行った枝です。まだ小さいですが、切り口のすぐ横から枝のようなものが伸び始めていました。
別の枝からもご覧のとおり。昨年はこうして伸びた枝から実が1個収穫できたため、今年の収穫にも期待です。
こうして、3年目のイチジクは幸先の良いスタートを切ることができました。収穫はもう少し先ですが、まずは夏果の成長を見守っていきたいと思います。
◎次回の記事はこちら
【イチジク】6月の夏果・秋果〜イチジクの実は2年目以降の枝に付きやすい!?〜 - アタマの中は花畑