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【イチジク】一文字整枝、2年目の初収穫! - アタマの中は花畑
一文字整枝に挑戦している我が家のイチジクも、早いもので2年目の冬を迎えました。2年目となる今シーズンは念願の初収穫ができたものの、収穫できた実はたった1つでした。来年はより多くの実を収穫するためにも、今のうちにできることは進めておきたいと思います。
2年目冬の管理について
まず行うのが今回取り上げる剪定作業です。1年目の冬は2本の主枝のみを残していましたが、2年目の冬はその他の枝についても管理していく必要があります。
◎イチジクの剪定方法(概要)についてはこちら
【イチジク】一文字整枝に初挑戦!1〜3年目の仕立て方 - アタマの中は花畑
なお、イチジクは大きく以下の3グループに分けられるため、それぞれの特性に応じた剪定を行う必要があります。
・夏果(昨年伸びた枝に実を付ける)
・秋果(その年の春に伸びた枝に実を付ける)
・夏果秋果兼用(夏果・秋果両方の性質を持つ)
なお、我が家のイチジクはカドタ(夏果秋果兼用)だと思っています。と言うのも、実家のイチジクを挿し木して分けてもらった株のため、実際のところどの品種か断定できないんですよね。。。ただ、今シーズンはその年に伸びた枝に実が付いたため、少なくとも秋果の性質は持っていそうです。そこで、今回の剪定は秋果であることを前提としつつ、夏果の性質も少し考慮するような方針で行いたいと考えています。
良い言い方をすれば「良いとこ取り」、悪い言い方をすれば「どっちつかず」な剪定方法ですね…。なお夏果秋果兼用種の場合は、私のように両方の性質を考慮した剪定を行うことが多いようです。
早速剪定してみよう!
剪定方針が決まったら、早速我が家のイチジクで実践してみることにしましょう。2年目の冬を迎えた我が家のイチジクがこちらです。あちこちに枝が伸びているため、これらを剪定していくことになります。なお、イチジクの剪定は葉が散った12月〜新芽が動き始める2月くらいの間に行うのが良いとのことです。
剪定にあたり、近所のダイソーでこんなものを買ってきました。カッターのように見えますが、実はこれ…
コンパクトサイズのノコギリなんです!細い枝を少しだけ剪定したい私にぴったりの商品ですね。値段も税抜100円でとてもお買い得でした。
このノコギリを使い、伸びた枝を切り落としていきます。まずは冬果の性質を考慮した剪定方法ですが、その年に伸びた枝を2〜3節残して切り落とすようにします。
枝を全て切り落とすのではなく、来年の枝が伸びるためのスペースを2〜3節分残しておきましょう。
剪定が完了した枝がこちらです。作業前に比べると、大分スッキリしましたね。
全体図がこちらです。今回は通路の邪魔になりそうな枝、隣の敷地に入りそうな枝を中心に切り落としました。そして、もう1つポイントとなるのが中央付近に残した2本の枝です。
夏果の性質を考慮する場合は、来年の結実を促すため一部の枝をそのまま残しておく必要があります。全ての枝を残すと木がどんどん大きくなってしまうため、コンパクトに仕立てたい場合は必要最低限の枝のみを残すようにすると良いようです。
我が家のイチジクは夏果秋果兼用種(だと思っている)のため、両方の性質を考慮した剪定を行ってみました。少なくとも秋果の性質を持つことは確認できているため、残した枝に来年実が付くかどうかで夏果の性質があるか確認できそうです。
◎次回の記事はこちら
(3年目春〜夏頃に更新?)
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