◎前回の記事はこちら
【ガーデンシクラメン】夏越しの方法について〜植えっぱなしでも毎年開花する?〜 - アタマの中は花畑
先日の記事では、ガーデンシクラメンの夏越しについてご紹介しました。我が家も夏越しを行う予定なのですが、種を収穫するため現在でも花壇でお世話を続けています。
そろそろ種が採れないかなーと思っているところだったのですが、ここに来て新しい花が咲き始めました。そもそも、シクラメンって夏にも開花するんでしたっけ…?
現在のガーデンシクラメン
現在のガーデンシクラメンがこちらです。ダンゴムシかナメクジに食べられてしまった葉もありますが(写真右下)、6月中旬でも枯れる様子はなく青々としています。
実の様子はというと、前回記事の時点からほとんど変化はありませんでした。枯れずに成長しているようですが、種の収穫はもう少し先になりそうです。
6月にまさかの開花!?
そんなガーデンシクラメンの中でも、今回特に注目したいのがこちらです。冒頭に掲載した写真の右上にあたるのですが、なんと6月中旬に新たな花が咲き始めました。
春に咲いていた花が散らずに残っていたのならまだ理解できるのですが、この株からは今でも蕾があがってきている状態です。この株のほか、もう1株からも新たな蕾・花を確認することができました(※その他4株は葉・実のみしか確認できず)。
ガーデンシクラメンは夏でも開花するの?
以下の記事でも取り上げたことがあるのですが、ガーデンシクラメンの花期は10〜4月頃です。通常はこの時期に開花するものではないはずなのですが、夏に開花しても問題ないものなのでしょうか?
◎ガーデンシクラメンの概要はこちら
【ガーデンシクラメン】夏越しの方法について〜植えっぱなしでも毎年開花する?〜 - アタマの中は花畑
少し調べてみたところ、ガーデンシクラメンは一年中開花させることが可能なのだそうです。但し全ての株に当てはまるわけではなく、以下のような条件を満たしている必要があります。
・葉を枯らすことなく夏越しさせていること(※前回記事の「非休眠法」を採用していること)
・極端な高温にはならず、シクラメンにとって過ごしやすい環境であること
・個体差の関係で、暑さに比較的強い株であること
ということで、ここまでの内容をざっくり言い換えると「葉を枯らさずに育てていれば、運良く夏に開花することもある」といった感じでしょうか。
夏に開花させることも可能とはいえ、秋〜春に比べると花数は少なく、色や形も劣る傾向があります。また、花を咲かせることで多少なりとも(株の)体力を使う点には注意が必要です。そのため、株が弱っているにも関わらず開花している場合は、花を摘み取ってあげた方が良いかもしれません。
◎次回の記事はこちら
(何か動きがあれば更新)