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今年の元旦に投稿した記事の中で、2022年の目標の1つとして「食用パイナップルの挿し芽に挑戦する」ことを挙げていました。特に「ピーチパイン」と呼ばれる品種の実がないか沖縄物産館などで探し続けていたのですが、なかなか見つけられずにいました。そんな中、ホームセンターでピーチパインらしき苗を見かけたためついつい衝動買いしてしまいました。
よく見ると「ソフトタッチパイン」と記載されていますが、桃のような香りが特徴らしいので多分ピーチパインだと思っています。
ということで、この苗の成長について今回から不定期にご紹介できればと思います。
パインアップルの概要
科・属名:パイナップル科アナナス属
種別:多年草
花色:紫
花期:3〜5月(※国産の場合)
収穫期:5〜7月(※国産の場合)
原産:熱帯アメリカ
別名:パインアップル、パイン、アナナスなど
花言葉:あなたは完全です、完全無欠、満足など
◎特徴:
熱帯アメリカ原産の多年草で、実の見た目が松ぼっくりに似ていることからその名が付けられました(=松(pine)の実(apple))。熱帯地方原産で通年流通しているため明確な旬はありませんが、国産パイナップルの場合は5〜7月頃に旬を迎えます。
果肉にはブロメリン(ブロメライン)と呼ばれるタンパク質分解酵素が含まれており、口に含むと中の粘膜と反応してチクチク感じることがあります。
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ピーチパインとは?
ピーチパインとは沖縄県で誕生したパイナップルの品種で、1999年に品種登録されました。従来の品種に比べて果肉が柔らかいことなどから、品種登録の際はソフトタッチパインという名前が付けられました。このほか果肉が白くて滑らかなことからミルクパインと呼ばれることもありますが、現在はピーチパインという呼称が一般的なようです。
ピーチパインはその名の通り桃のような香りが特徴で、酸味が少なく甘味は強い点もポイントです。実はやや小ぶりですが、果肉が柔らかいため芯まで食べることができます。
ピーチパイン栽培スタート!
冒頭で取り上げた「ソフトタッチパイン」がピーチパインの別名であることがわかったところで、早速栽培を開始したいと思います。今回は苗として購入したため気に掛ける心配はありませんでしたが…果実の上側に付いた冠芽を挿して育てる場合(クラウン挿し)は、冠芽の中心がくり抜かれていないものを選ぶようにしましょう。
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ポットから苗を引き抜いてみました。ぱっと見ではあまり根が張っていないように見えますが、底の部分を中心に細かい毛の生えた根が伸びていることがわかります。
そして6号鉢に植え替えればこの日の作業は完了です。この先どこまで大きくなるか未知数(=冬に室内へ取り込めるか不明)ですが、息子達も興味を持っているようなので気長に育てていきたいと思います。
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