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【総集編】3年目で夏果・秋果を収穫!イチジクの一文字整枝の挑戦記録 - アタマの中は花畑
2019〜2021年にかけて、庭の片隅に植えていたイチジク(ホワイトゼノア)の成長記録を不定期に更新してきました。栽培3年目となる2021年には「夏果・赤果を両方収穫する」という当初の目標を達成しましたが、もちろん今シーズンも栽培を続けています。
2021年は特に秋果を多く収穫できたのですが、脇枝があちこちに伸びたことで管理がやや面倒くさくなってしまいました。そこで今シーズンは、これまでの一文字整枝に加えて「+α」の整枝を試してみることにしました。
(※今日はお休みのため、いつもとは異なる時間に投稿しています)
昨シーズンのイチジク(参考)
参考として、まずは昨年8月時点の写真を掲載します。一文字整理のおかげで地面と水平に伸ばした枝は安定しているものの、そこから上へ伸びる脇枝があちこちに伸びていることがわかります。これは植物の性質によるものと考えられ、枝を異なる方向に伸ばすことで葉の重なりを最小限に抑え、光合成を効率化しているようです。
この頃には秋果の収穫が始まっていたのですが…脇枝が広がっているために熟した実をすぐに見付けられず、鳥に食べられてしまったこともありました。
支柱を使って脇枝を真っ直ぐ伸ばしてみよう!
ということで、今シーズンは支柱を使って脇枝を真っ直ぐ伸ばしてみることにしました。脇枝が伸び始めた5月頃に支柱を立て、麻紐を使って枝を誘引してみました。始めた当初は支柱だけが目立ち、かなり異様な見た目をしていましたが…現在では一応それっぽい状態になりました。
昨年の状況とは異なり、いずれの脇枝も真っ直ぐ上へ伸びてくれています。(植物の性質に逆らって整枝しているため)イチジクにとっては窮屈かもしれませんが、私にとってはかなり管理しやすい状態になりました。
今回は高さ1.8mの支柱を地面に刺して使いましたが、7月に入り脇枝がその高さを超え始めました。支柱が無くなった途端にあちこちに伸び始めることは目に見えているので、この辺りで脇枝の先端を摘芯しようかと考えています。
今シーズンの秋果
昨年伸びた脇枝は冬に全て切り落としてしまったため、今シーズンは秋果のみが付いています(※夏果は前年に伸びた枝に付く性質があります)。
収穫はまだ先ですが、今のところ40個ほどの秋果が付いているようです。追加整枝のおかげで全ての脇枝がよく見えるようになったため、今シーズンはできるだけ見落とさずに収穫できればと思っています。