◎関連記事はこちら
【弥生】いよいよ3月!自宅の庭で「春」を探してみました - アタマの中は花畑
3月初めに投稿した記事の中で、花壇のオダマキについて以下のように言及していました。
昨年春に実家から譲ってもらった苗を育てたものです。おそらく紫系統の花が咲くはずですが…我が家ではまだ開花したことがないため、何色の花が咲くかはお楽しみです。無事に開花したら、改めて記事を投稿できればと思っています。
あれから1カ月半ほどが経過し、ようやく花が咲いたので予告通り記事化してみたいと思います。結局のところ、我が家のオダマキは何色だったのでしょうか…?
※サムネイルのオダマキは敢えて違う株(写真AC様より引用させていただいたもの)としています。
オダマキの概要
科・属名:キンポウゲ科オダマキ属
種別:多年草
花色:(後述)
花期:4〜6月
原産:日本、ヨーロッパなど
別名:アキレギア、アクイレギアなど
花言葉:愚か、必ず手に入れるなど
◎特徴:
キンポウゲ科オダマキ属に属する植物の総称で、日本を原産とするヤマオダマキ(ミヤマオダマキ)と、ヨーロッパなどを原産とするセイヨウオダマキの2グループに分類されます。前者は主に山野草として流通し、後者は園芸用として品種改良が進められてきましたが、現在では両者を交配させた品種も多く見かけられます。
花の中心は空洞で、その見た目が苧玉(=中心に空洞ができるように麻糸を巻いたもの)に似ていることからオダマキと名付けられました(苧玉(オダマ)→苧+玉+巻く→苧環→オダマキ)。
我が家のオダマキは何色だった?
我が家で開花したオダマキは紫…ではなく、淡いピンク色でした。アジサイのように土のpHによって花色が変わるような話を聞いたこともないため、元々ピンク色の花を咲かせる品種だったと考えられます。今思い返してみると、実家でもピンクのオダマキが咲いていたような気がしてきました。
◎関連記事はこちら
【アジサイ】土のpHによって花の色が変わるのはなぜ?その理由をできるだけ簡単に説明してみました - アタマの中は花畑
現在の草丈は50〜60cmほどで、我が家の花壇の中ではジャーマンアイリス(写真左奥)に次いで高くなっています。1つ1つの花は小さめですが、その草丈のおかげで遠くから見てもよく目立ちます。
オダマキの花色は?
概要欄では敢えて記載を省略していましたが、オダマキの花色は紫、青紫、白、赤、ピンク、橙、黄、黒などとても豊富です。日本原産のヤマオダマキ・ミヤマオダマキの花色は紫〜青紫のみですが…ヨーロッパ原産のセイヨウオダマキに関しては早くから品種改良が進められたこともあり、さまざまな花色があります。
▲ミヤマオダマキ
▲セイヨウオダマキ
なお、オダマキは交雑(交配)しやすい植物としても知られています。同じ場所で複数の品種を育てていると、交雑によりいつしか見覚えのない花色の花が咲いている…なんてこともあるようです。
【種子】Johnsons Seeds Aquilegia BIEDERMEIER MIXED アクレイジア(オダマキ)ビーダーマイヤー・ミックス ジョンソンズシード