アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【初夏】春に植えた夏野菜の苗が成長しないのはなぜ?

今日から6月に入りました。私の住む関東地方はまだ梅雨入りしていないものの、この先は曇りや雨予報の日が増えてきました。雨が降ってしまうと家庭菜園に入りづらくなるため、今のうちにできることはしておきたいと思っています。

 

まず最初に手を付けたのがトマト、ナス、ピーマンといった夏野菜の誘引(=茎と支柱を紐で括り付ける作業)です。ところがこの際、例年のこの時期に比べてナスやピーマンの生育があまり良くないことに気付きました。特に変わったことはしていないはずなのですが…何か原因があるのでしょうか?

 

 

現在の夏野菜達

まずは、現在の夏野菜達の様子を見ていきたいと思います。今シーズンは4月中旬に苗を植えたため、それから約1カ月半が経過したことになります。

 

最初にご紹介するのはトマトです。トマトに関しては全く心配しておらず、むしろわき芽かきが追い付かないくらい生育旺盛です。草丈は既に1mを超え、最初の実(※一番果は予め取り除いたので、実質2段目の花房)が徐々に膨らみつつある段階です。

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生育旺盛なトマトに対して、ちょっと心配なのがナスとピーマンです。こちらもトマトと全く同じ日に植えたはずなのですが、その時から一回り大きくなったかどうか分からないくらいの見た目です。最も草丈が高いものでも、ナスは30cm、ピーマンは20cm強に留まっている状況です。
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「毎年こんな感じだったっけ…?」とも思ったのですが、近所の畑ではもっと勢い良く成長しているため余計心配になってしまいます。。。

 

夏野菜の苗が成長しない原因は?

野菜の苗がなかなか成長しない理由としては、まず日照不足水不足が挙げられます。ただ我が家に関しては毎年同じ家庭菜園で育てている上、水やりも特段行っていない(基本的に雨任せ。たまに息子達が水をあげる程度)ため、今回の直接的な原因ではないと考えています。それでは、この他にどのような原因があるのでしょうか?

 

調べてみたところ、我が家で思い当たる原因を2つほど見つけました。ここでは、それぞれの原因について簡単にご紹介します。

①連作障害

真っ先に思い当たったのはこれです。我が家の家庭菜園はスペースが限られるため、どうしても毎年同じ場所で同じ野菜を育てざるを得ない状況です。ただ、この状況が続くと土壌の栄養バランス崩壊や病害虫の増加を引き起こし、結果として連作障害に繋がる恐れがあります。連作障害を起こすと苗の生育が悪くなり、収穫量低下の原因にもなってしまいます。

◎連作障害についてはこちら

【連作障害】野菜を同じ場所に植え続けるのはNG!?狭い土地での対策方法は? - アタマの中は花畑

 

②有機物不足

①にも少し関連するのですが、野菜の栽培にあたっては肥料のバランスがとても重要です。その中でも有機物(油粕、草木灰、鶏糞、魚粉などに由来)が不足すると微生物の働きが悪くなり、土壌の保水性や通気性もそれに応じて低下してしまいます。我が家で家庭菜園を始めた当初は土壌改良も兼ねて堆肥を多く使用していたのですが、最近は億劫になりほとんど使用していませんでした。その結果、土中の有機物が不足し、苗の生育不良に繋がったしまった可能性があります。

 

目先の対策について

①の連作障害についてはどうしようもありませんが、②の有機物不足に関してはまだ対処が間に合う可能性もあります。そこで目先の対策として、ナスやピーマンの周辺に堆肥を混ぜ込んでみる予定です。

 

また、一番果が付いた苗に関しては一旦全て切り落とし、株への負担を極力抑えるつもりです。6月に入っており既に手遅れかもしれませんが…今の状況が少しでも好転してくれればと思っています。

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【ナス】雄しべと雌しべの長さで生育状況がわかるらしい!我が家の一番花は如何に…? - アタマの中は花畑


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