◎前回の記事はこちら(#02青森県)
【都道府県の花#02】青森県の木・花について - アタマの中は花畑
2023年7月より「都道府県の木・花シリーズ」と題して、各都道府県を代表する植物についてご紹介しています。第3回となる今回は、岩手県の木と花について取り上げたいと思います。
岩手県の木について
岩手県の木は「ナンブアカマツ」です。ここでは、ナンブアカマツの概要についてもご紹介します。
科・属名:マツ科マツ属
種別:常緑高木
花色:─
花期:4〜5月
原産:日本、中国、朝鮮半島など(※赤松の場合)
別名:メマツ(雌松、女松)など(※赤松の場合)
花言葉:不老長寿、哀れみ、同情など(※赤松の場合)
◎特徴:
アカマツ(赤松)の一種であるキタアカマツのうち、主に岩手県に分布する個体のことを「ナンブアカマツ」と呼びます。岩手県産のアカマツは木材としての質が高いことから、南部地方(岩手県、青森県、秋田県に跨がる地域の総称)にちなんでその名が付けられました。
(※以下はアカマツの概要です)
マツ科の常緑高木(常緑針葉樹)で、日本では本州〜九州にかけて広く分布しています。樹皮が赤みを帯びていることからその名が付けられたとされ、自然環境下では樹高30〜40mに達することもあります。雌雄同株で、開花した翌年の秋に種を実らせます。
◎アカマツの概要は下記記事からの引用です
【松】赤松(アカマツ)と黒松(クロマツ)の違いについて〜松茸が生えるのはどっち?〜 - アタマの中は花畑
岩手県の花について
続いて、岩手県の花は「キリ(桐)」です。こちらも、キリの概要についてご紹介します。
科・属名:キリ科キリ属
種別:落葉高木
花色:淡紫
花期:5〜6月
原産:中国
別名:キリノキなど
花言葉:高尚など
◎特徴:
中国原産の落葉高木で、日本へは飛鳥時代に渡来し以降は各地で栽培もされています。木材してのキリは軽くて強度が高く、かつ断熱性や調湿性にも優れていることから高級家具などにも多く採用されています。名前の由来は諸説あり、切っても切ってもすぐに成長すること、筒状の花を咲かせること、栽培にあたり台切り(=苗木がある程度成長したところで一旦根元から切り落とし、その後に伸びる枝を木材用として裁判する技術)が採用されていることなどが有力とされています。
また桐は初夏に開花しますが、花札では「キリ=終わり」を意味することなどから12月の札として採用されています。
岩手県の木・花の由来は?
岩手県の木としてナンブアカマツ、岩手県の花としてキリが選ばれたのには、それぞれ以下のような経緯があるようです。
◎ナンブアカマツ
・日本万国博覧会を記念した毎日新聞社の公募により、昭和41年9月26日に制定された。岩手県を代表する針葉樹で、県内のいたるところに分布している(民有林の約2割の面積を占める)ことが由来。
◎キリ
・NHKの放送開始30年を記念した公募により、昭和30年3月22日に制定された。岩手大学の校章や学生歌が由来だとされている(諸説あり)。
◎次回の記事はこちら(#04宮城県)
【都道府県の花#04】宮城県の木・花について - アタマの中は花畑
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