◎前回の記事はこちら
【ジャガイモ2023③】余った芋を畑に植えて再利用!〜種芋より大きなジャガイモが収穫できました〜 - アタマの中は花畑
ここ最近は、猛暑のせいでほとんど家庭菜園に手を入れていなかったのですが…そろそろ秋に向けて動き始めようと思います。ということで、まず最初に手をつけたのがジャガイモです。
ジャガイモに関しては今年の春にも育てており、6月には大きな芋を収穫することができました(前回記事参照)。この時は実家で余っていた秋ジャガを春先に植え付け、「春ジャガ相当」として栽培していました。
そして今回ですが…近所のホームセンターで秋ジャガの種芋を購入し、きちんと「秋ジャガ」として育ててみたいなと思っています。
春ジャガと秋ジャガの違いについて
以前の記事からの引用になりますが、春ジャガと秋ジャガには以下のような違いがあります。今回育てようとしているのは、後者の秋ジャガに該当します。
◎春ジャガの特徴
・春のはじめ頃に植え付け、初夏に収穫する品種の総称。休眠期間(収穫期を迎えたジャガイモが、新たな芽を出せるようになるまでに必要な期間)は秋ジャガよりも長い。
◎秋ジャガの特徴
・秋のはじめ頃に植え付け、晩秋に収穫する品種の総称。休眠期間は春ジャガよりも短い。
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春ジャガよりも秋ジャガの方が栽培は難しいの?
先程春ジャガと秋ジャガの違いについて取り上げましたが、栽培にあたってのポイントも少し異なります。例えば秋ジャガの場合は、以下のような点に気を付ける必要があります。一見すると春ジャガよりも栽培が難しそうに感じてしまいますが、ポイントさえ守ればそこまで難しいものではないと言われています。
①種芋はカットしない
・秋ジャガの場合は夏の終わり頃に植え付けることになるため、種芋を腐らせやすい点に注意する必要があります。例え草木灰を使ったとしても腐らせてしまうことが多いため、種芋の大きさに関わらずカットしない方が無難なようです。
②早く植え付け過ぎない
・①にも少し関連しますが、気温が高いほど種芋を腐らせるリスクが高まります。そのため、気温が下がり始めた8月下旬以降に植え付けるのが良いと言われています。
③遅く植え付け過ぎない
・一方で、植え付け時期を遅らせ過ぎてしまうと収穫前に冬が到来してしまい、芋が十分に成長しないことがあります。品種にもよりますが、秋ジャガの場合は9月中旬頃までに植え付けるのが良いとされています。
・なお北海道〜東北地方では気温の低下が早く、秋ジャガの栽培にはあまり向いていません。そのため、秋ジャガは主に関東地方以西で栽培されています。
秋ジャガの種芋の植え付け
そして、今回購入した種芋はこちらのアイマサリと呼ばれる品種です。つるんとした見た目と滑らかな食感が特徴で、1株あたりの収量が多いことでも知られています。
植え付け時期は8月下旬〜9月中旬頃とのことなので、そろそろ植え付けても問題なさそうです。また購入時点で既に芽が伸び始めていたため、今回「芽だし処理」は行いませんでした。
春ジャガであれば、この後種芋を切った上で切り口に草木灰を付けたくなるのですが…先程の内容を踏まえてそのまま植え付けることにしました。まだまだ残暑が厳しそうな点が気掛かりですが、暑さに負けずすくすくと成長して欲しいものです。
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(何か動きがあれば更新)
【 種 じゃがいも アイマサリ 500g ※ 種イモのサイズ:S〜3L ※ 】 野菜 種 ジャガイモ 馬鈴薯 種芋 登録品種