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今シーズンに関しては特段本ブログでも取り上げていなかったのですが、例年と同じく「もりのしいたけ農園」を購入し育てています。栽培用のケースは既に持っているため、最近は栽培ブロックだけを購入するようにしています。
(※現在は栽培2周目にあたり、2周目では合計4本のしいたけが収穫できそうです)
さて、そんな「もりの●●農園」シリーズなのですが、どうやら夏季限定でキクラゲ(木耳)の栽培ブロックも取り扱っているようです。しいたけとキクラゲでは見た目が全く異なりますが、キクラゲもきのこの一種なのでしょうか?
キクラゲの概要
科・属名:キクラゲ科キクラゲ属
種別:菌類
花色:─
花期:─
出現時期:5〜10月
分布:世界各地
別名:キノミミ、ミミタケなど
花言葉:─
◎特徴:
キクラゲ科キクラゲ属に属するきのこの総称で、日本でも各地で見かけることができます。代表的な品種はキクラゲ、アラゲキクラゲ、シロキクラゲなどですが、食用としているのは日本、中国、朝鮮半島などの一部地域に限られます。
「キクラゲ」という名称は、木に生える点や、食感が干したクラゲに似ている点などに由来します。また見た目が人間の耳に似ていることから、漢字では「木耳」と表記します。
キクラゲはきのこの一種なのか?
概要欄でも触れたとおり、キクラゲは列記としたきのこの一種です。一般的に、きのことは菌類が形成する子実体(しじつたい、胞子を作り出す器官)のことを指すため、私たちが普段食べているキクラゲも子実体…ということになります。乾燥キクラゲの表面に白いカビのような物が付着していることがありますが、その多くはキクラゲの胞子です。胞子が付着したキクラゲはむしろ新鮮な証ですので、より美味しくいただくことができます。
なお日本で流通しているキクラゲのうち98〜99%は、中国から輸入された乾燥キクラゲだと言われています。残りは日本国内で生産されており、収穫したままの「生キクラゲ」として流通することもあります。乾燥キクラゲと言えばクラゲのようなコリコリとした食感が特徴ですが、生キクラゲは水分量が多いため、どちらかと言えばプリプリとした食感を持ちます。
キクラゲとイシクラゲの違いは?
以前の記事で取り上げたことがありますが、キクラゲに似たものとしてイシクラゲが挙げられることがあります。イシクラゲと言われると聞き覚えのない方もいらっしゃるかもしれませんが…「雨上がりによく見かける地面にへばり付いた黒い物体」と言えば幾分イメージしやすいかもしれません。そんなイシクラゲは藍藻と呼ばれる細菌の一種で、核を持たないため原核生物に該当します。一方で、キクラゲは核を持つ真核生物なので、生物学的にはイシクラゲよりも進化した姿(?)ということになります。
▲イシクラゲ(参考)
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