◎前回の記事はこちら(#23愛知県)
【都道府県の花#23】愛知県の木・花について - アタマの中は花畑
2023年7月より「都道府県の木・花シリーズ」と題して、各都道府県を代表する植物についてご紹介しています。第24回となる今回は、三重県の木と花について取り上げたいと思います。
三重県の木について
三重県の木は「神宮スギ」です。神宮スギとは伊勢神宮の敷地にある杉のうち、大きい個体のことを指すため、ここでは杉の概要についてご紹介します。
科・属名:ヒノキ科スギ属
種別:常緑高木
花色:─
花期:2月中旬〜4月上旬頃
原産:日本
別名:オモテスギ、ヨシノスギなど
花言葉:雄大、堅実、堅固など
◎特徴:
日本固有の針葉樹で、本州〜九州にかけて広く自生しています(北海道でも植林されている例はあります)。幹が真っ直ぐに伸びることから当初は「直木(スクキ)」と呼ばれ、現在ではこれが転じて「スギ」になったと言われています。真っ直ぐ伸びた幹は木材としても重宝され、人工林の品種別植林面積では日本一を誇ります。
花期は2月中旬〜4月上旬頃で、立春を過ぎるとまずはスギ花粉が飛散し始めます。
◎杉の概要は下記記事からの引用です
【花粉症】スギやヒノキの花粉飛散量はどうやって予想しているの? - アタマの中は花畑
三重県の花について
続いて、三重県の花は「ハナショウブ」です。こちらも、ハナショウブの概要についてご紹介します。
科・属名:アヤメ科アヤメ属
種別:多年草
花色:紫、白、ピンク、青紫など
花期:6〜7月
原産:日本、朝鮮半島〜東シベリア
別名:ギョクセンカ(玉蝉花)、ショウブ、アヤメなど
花言葉:嬉しい知らせ、優しい心、優雅など
◎特徴:
ノハナショウブを品種改良したもので、江戸時代を中心に多くの品種が生み出されました。湿った場所を好み、特に蕾〜開花期は多くの水分を必要としますが、園芸用の培養土でも問題なく育てることができます。
◎ハナショウブの概要は下記記事からの引用です
【端午の節句】実は花菖蒲ではなかった!?菖蒲湯にショウブ・ヨモギが使われるのはなぜ? - アタマの中は花畑
三重県の木・花の由来は?
三重県の木として神宮スギ、三重県の花としてハナショウブが選ばれたのには、それぞれ以下のような経緯があるようです。制定された理由に関して詳しいことは分からなかったのですが…どちらも伊勢神宮の敷地内で見かけることができます。
◎神宮スギ
・昭和41年10月20日に正式に制定された。伊勢神宮神域林の主林木で、千枝のスギ・ホコスギなどの中でこれまで多くの詩歌に読まれてきた。伊勢神宮や大紀町の瀧原宮には樹高40メートル以上の巨木が生い茂っている。
◎ハナショウブ
・昭和44年9月22日に正式に制定された。桑名市の九華公園や明和町の斎王の森、伊勢神宮の勾玉池などで見かけることができる。
◎次回の記事はこちら(#25滋賀県)
【都道府県の花#25】滋賀県の木・花について - アタマの中は花畑
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