6月下旬にトマト・ナスの挿し木をしてから1カ月弱が経過しました。トマトは家庭菜園の土に、ナスはプランターの土に挿しただけなのですが、果たして無事に成功しているでしょうか…?
今回は、現在のトマト・ナスの様子をお送りしたいと思います。
◎前回(挿し木)の記事はこちら
【トマト】土に挿すだけ!?挿し芽で株を増やしてみよう! - アタマの中は花畑
【ナス】脇芽を挿し木すれば増やせるらしいので試してみました! - アタマの中は花畑
約1カ月前のトマト・ナス
前回の記事にも掲載していますが、トマト・ナスともに元々育てていた株の脇芽を「挿し穂」として使用しました。
▲トマトの挿し穂
▲ナスの挿し穂
普段は摘み取って捨ててしまうことが多い脇芽を再利用しているので、成功できればすごく得した気分になれそうです。
挿し木から1カ月弱後のトマト
トマトは挿し木してから1週間ほどで成長し始め、現在では脇芽まで伸びてきています。家庭菜園の土に挿したっきりほとんど世話をしていませんでしたが、全ての挿し穂から発根したようです。
▲挿し木当日(6月23日撮影)
▲挿し木から25日後(7月18日撮影)
1カ月弱でここまで成長するのであれば、毎年最初に用意する苗は1本だけにしておいて、あとは挿し木で増やし続ける…という低コスト栽培も可能かもしれません。
挿し木から1カ月弱後のナス
ナスに関してはあまり見た目が変わっていませんが、新しい葉がようやく大きくなり始めました(※本題から逸れますが、写真左下のサンチュもいつの間にか成長していました)。
▲挿し木当日(6月28日撮影)
▲挿し木から20日後(7月18日撮影)
挿し木してから2週間ほどは茎が萎れていることが多く「これは失敗したかな…」と思っていたのですが、最近になり一気に巻き返してきました。ただ、本格的な成長はこれからなので、収穫はまだまだ先になりそうです。
【余談】挿し木したアジサイの現在
今回ご紹介したトマト・ナスのほか、我が家ではアジサイの挿し木にも挑戦しています。アジサイも6月下旬に挿したため、大体1カ月弱が経過していることになります。
◎アジサイの挿し木についてはこちら
【アジサイ】毎年花を咲かせたい!開花後の剪定と挿し木の方法について - アタマの中は花畑
挿し木から1カ月弱が経過したアジサイがこちらです。葉が少し黄色くなりましたが、ほとんど見た目は変わっていません。
失敬して1本だけ抜いてみましたが、まだ根は出てきていないようです(この後すぐ土に戻しました)。葉は枯れていないので、このままお世話を続ければ近いうちに発根してくれるのではないかと思います。
ちなみにアジサイの親株は庭に植え付けたのですが、こちらは既に脇芽が伸び始めていました。元から根が生えている分、脇芽の成長も早いですね。
先端に花芽を付けてもらい、来年も花が楽しめると良いのですが…!
おわりに
今回私が挿し木している3種類(トマト・ナス・アジサイ)は発根させるのが比較的容易だと言われており、土に挿すだけで発根するケースが多いようです。挿し木が難しい品種に挑戦する場合は、挿し木用の土(養分を含んでいない土)や発根促進剤(ルートンなど)を使用することで成功率を高めることができます。
剪定などで生じた枝があれば、ぜひ挿し木に挑戦してみてはいかがでしょうか?