アタマの中は花畑

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【オルトラン】ネキリムシ・ヨトウムシ被害の対策にオルトランを撒いてみました!

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以前の関連記事でも取り上げたのですが、最近芽を出したネモフィラや矢車菊が次々と虫の食害に遭っています。芽を食べているのはヨトウムシやネキリムシの類(写真は割愛)だと思われます。この時期は虫との戦いであることはある程度覚悟してしたのですが、ここまで被害が続くとウンザリしてしまいますね。。。

 

1匹1匹退治していくのも手なのですが、全部でどのくらいのヨトウムシ・ネキリムシが潜んでいるのかもわからず、このままでは埒があかないような気もしています。そこで、これ以上の被害を防ぐために薬剤を撒いてみることにしました。

 

 

オルトランとは?

今回ヨトウムシ・ネキリムシ対策として私が注目したのが「オルトラン」という薬剤です。オルトランは殺虫剤の一つで、ヨトウムシやネキリムシなどに効果があるとされています。

 

その特徴は何と言っても効果が長続きする点です。通常の殺虫剤のように虫に直接かけて使用するのではなく、植物自体に薬剤を吸収・浸透させることでその植物を食べようとする虫を駆除する効果があります。植物自体に薬剤が浸透するため、通常の殺虫剤よりも効果が長続きするようです。このような殺虫剤を浸透移行性殺虫剤と呼びます。

 

私が購入したのは土にばらまく顆粒タイプのものですが、このほか水に溶かすタイプのもの、スプレータイプのものなどがあります。

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効果はヨトウムシ・ネキリムシだけじゃない!

今回はヨトウムシ・ネキリムシ対策としてオルトランを取り上げましたが、実際にはこれら以外の害虫にも効果を発揮します。例えばヨトウムシ・ネキリムシと同じ食害性害虫(植物の茎・葉・根などを直接食べる害虫)であるアオムシやコナガにも効果があります。さらに、吸汁性害虫(植物に管を挿し、養分を吸収する害虫)であるアブラムシやアザミウマの対策にもなるそうです。

 

・さまざまな害虫に効果あり

・しかも効果が長続き

ということで、害虫対策としてオルトランを試してみる価値は十分にありそうです。

 

早速オルトランを撒いてみました!

ということで、我が家でも早速オルトランを撒いてみることにしました。先日食害を受けてしまったネモフィラの苗床に種を蒔き直したので、今回はこの苗床を題材にします。

 

土の表面にさっと撒き、あとは水やりをすれば有効成分が種や根に吸収されてくれる…はずです。
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ネモフィラ、2度目の発芽

種の蒔き直しから約1週間、ネモフィラの2度目の発芽が始まりました。今のところ2〜3割が発芽しているようですが、食害に遭った芽はまだ見当たりません。

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オルトラン効果で今度こそ順調に成長してくれると良いのですが…。

 


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