「天気が悪い」という理由で家庭菜園の管理が疎かになってきたのですが、気付けば10月も終わりに差し掛かろうとしています。うかうかしているとニンニクの植え付け適期を逃してしまいそうなので…重い腰を持ち上げてようやく実施することにしました。
(※温暖地の場合、ニンニクの植え付け適期は9〜10月頃のようです。既に適期を外れかけてますね…。)
昨年と同様、今回植え付けるのは実家(農家)から譲ってもらった種用ニンニクです。今まであまり気にしたことはなかったのですが…市販のニンニクとも大して見た目が違う訳ではないため、市販のニンニクを自分で買って植え付けても問題なく栽培できるような気もします。
実際のところ、種用ニンニクと市販のニンニクでは何が異なるのでしょうか?
種用ニンニクと市販のニンニクの違い
早速結論から入りますが、種用ニンニクと市販のニンニクでは以下の点が異なります。ここでは詳細は省略しますが、要は収穫後の管理方法がそれぞれ異なるようです。
◎種用ニンニク
・収穫後、畑に植え付けて育てることを前提とした貯蔵・管理がされたニンニク
◎市販のニンニク
・収穫後、美味しく食べることを前提とした貯蔵・管理がされたニンニク
市販のニンニクを畑に植えても大丈夫?
こちらについては「市販のニンニクを畑に植えても概ね問題なく育つ」と言えるようです。但し、先程も触れたように種用ニンニクと市販のニンニクでは管理方法が若干異なります。つまり、市販のニンニクは植えて育てることを前提とした管理がされていないため、種用ニンニクに比べて発芽率は低いと考えられます。なお、発芽さえしてしまえばその後は同じように育てられるようです。
市販のニンニクでも概ね問題なく栽培できますが、発芽率が若干低くなる点には留意した方が良さそうですね。
今回育てるニンニク
そして今回我が家で育てるニンニクはこちらです。実家から譲ってもらった種用ニンニク(左)のほか、市販の紫ニンニク(右)も購入してきました。当然と言えば当然ですが…市販のニンニクの方が整った見た目をしています。品種こそ異なりますが、今回はこちらの2種類の成長具合を比較していきたいと思います。
植え付けの前に、まずはニンニクを一片ずつに分けていきます。
今回はこの状態で植え付けましたが、薄皮を剥いてから植え付けることで発芽を早めることもできるのだそうです。私自身も過去にチューリップの球根で同様のこと(殻剥き)を試したことがあるのですが、結構時間のかかる作業なんですよね…。来年以降、もし気が向いたら試してみようと思います。
◎チューリップの殻剥きについてはこちら
【チューリップ畑計画②】植え付けの時に球根の殻は剥くべき? - アタマの中は花畑
紫ニンニクは、薄皮も綺麗な紫色をしていました。実は今まで紫ニンニクを食べたことがないのですが、スペイン料理などにもよく合う食材なのだそうです。たくさん収穫できたあかつきには、アヒージョなどに加工していただこうと思います。
◎アヒージョ作りについてはこちら
【BBQ】放っておくだけで完成!?スキレットでアヒージョを作りたい! - アタマの中は花畑
家庭菜園へ植え付け!
ニンニクを一片ずつに分け終わったら、次は家庭菜園へ植え付けていきます。この日の朝までは空芯菜を育てていたスペースなのですが、ニンニクのため急遽更地にしました。
3列ほど穴を掘り、そこにニンニクを並べていきます。本来であれば株間は15cmほど開ける必要があるようですが、スペースの関係でかなりキツキツになっています。。。
市販の紫ニンニクも同様に並べました。種用ニンニクと比べて、発芽率にはどのくらい差があるのでしょうか…?
◎次回の記事はこちら
【ニンニク】市販のニンニクを植えても発芽しなかった!その理由は? - アタマの中は花畑