アタマの中は花畑

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【シャドークイーン③】紅葉と同じ原理!?新芽・若葉が赤く見えるのはなぜ?

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【シャドークイーン②】ジャガイモの種芋を植え付ける深さはどのくらい? - アタマの中は花畑

 

種芋の植え付けを行ってからおよそ1カ月が経過しました。少しずつですが、我が家のシャドークイーン(ジャガイモ)にも成長が見られるようになってきました。

発芽してきた芽を観察していて気が付いたのですが…土から顔を出したばかりの芽は緑色ではなく赤っぽい(紫っぽい)見た目をしていました。他の植物にも一部共通しますが、新芽や若葉が赤っぽく見えるのはなぜなのでしょうか?

 

 

大雨で種芋が剥き出しに…

本題に入る前に、まずは植え付け後のシャドークイーンの様子について触れておきたいと思います。今年はマルチなしでの栽培に挑戦しているのですが、それが仇となってしまったのか、3月中旬の大雨で種芋が剥き出しになってしまいました。このままでは良くないだろうと思い、気付いた日のうちにそっと土に埋め戻しておきました。

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種芋が剥き出しになったことは残念でしたが…剥き出しになったことで芽や根が順調に伸びていることがわかり、実は安心したというのも正直なところです。

 

新芽の定点観察

その後、3月下旬になると次々と土から顔を出し始めました。ここでは約1週間にわたる定点観察の結果をお送りします(※周りに生えている小さい草は、こぼれ種から発芽した青じそです)。

 

◎3月26日撮影

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◎3月28日撮影
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◎3月31日撮影

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◎4月2日撮影

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新芽・若葉が赤っぽく見えるのはなぜ?

先程の定点観察を参照するとわかりやすいのですが、土から顔を出したばかりの芽は赤っぽい色をしており、成長とともに緑色へと変化していることがわかります。このような現象は他の植物でも見られ、例えばボタンやキンモクセイ、レッドロビンなどが挙げられます。植物のの葉といえば緑色ですが、なぜ新芽や若葉は最初から緑色なのではなく、赤っぽい色をしているのでしょうか?

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▲ボタンの新芽(参考)

 

これには葉緑素が深く関係しています。葉緑素は光合成に必要不可欠な成分ですが、その正体はクロロフィルと呼ばれる緑色の色素です。葉が緑色に見えるのは、このクロロフィルの働きによるものなのですが、植物の新芽や若葉にはクロロフィルがまだ十分含まれていません。そのため、クロロフィル以外の色素が相対的に目立つ結果となります。先程挙げた植物については、アントシアニン(紫色の色素)の含有量が相対的に多いため、葉が赤〜紫色に見えるというわけです。その後、葉の成長とともにクロロフィルが生成されるため、(アントシアニンが目立たなくなり)徐々に緑色へと変わっていきます。

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「クロロフィルの含有量が少ないために葉が赤っぽく見える」というのは、実は紅葉と同じ原理だったりします。生まれたばかりの葉と落葉寸前の葉で同じ道を辿る、と考えるとなかなか興味深いですよね。

 

葉が徐々に緑色へと変わり、我が家の家庭菜園も賑やかになってきました。もう少し成長したら、シャドークイーンの芽かきにも挑戦したいと思っています。
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(芽かきの頃に更新?)

 


訳ありシャドークイーン5キロ