アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【枝豆・大豆】痩せた土壌の方が育ちやすい!?〜肥料なし栽培に挑戦中〜

◎昨シーズンの記事はこちら

【大豆・枝豆】栽培中につるが伸び始めた!その正体は肥料過多による「つるぼけ」だった!? - アタマの中は花畑

 

長男が好きなこともあり、我が家では毎年枝豆(大豆の幼実)を育てています。ただ昨シーズンに関しては、前に育てていた野菜の残留肥料の影響で「つるぼけ」を起こしてしまいました。

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そこで今シーズンは、残留肥料が少なそうな場所を選んで栽培しています。植え付け後の追肥も特に行っていないのですが、本当に「肥料なし栽培」で成長してくれるものなのでしょうか?

 

 

今シーズンの枝豆

現在育てている枝豆がこちらです。種まきから約2カ月が経過し、徐々にさやが膨らんできました。実付きに関しても、昨シーズンに比べるとやや良いように見えます。

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肝心のつるぼけに関しても、今のところ発生した様子はありません。草丈もよく見る高さに収まっており、1株でもきちんと自立してくれています。
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枝豆(大豆)は痩せた土壌の方が育ちやすい!?

昨シーズンと今シーズンの生育状況を比較すると、意図的に肥料を与えていない今シーズンの方が順調に成長しているように見えます。やはり、枝豆(大豆)に関しては痩せた土壌の方が育ちやすいということなのでしょうか?

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改めてのご紹介になりますが、枝豆をはじめとしたマメ科の植物の根には根粒菌(こんりゅうきん)と呼ばれる微生物が共生しています。根粒菌は大気中の窒素を養分に変換する言わば「天然肥料」の役割を持つため、枝豆は栽培中の元肥・追肥をほとんど必要としない植物です。そのため、敢えて肥料を与えずに育てた方が生育不良を起こしにくく、収穫量も安定しやすいようです。

◎関連記事はこちら

【根粒菌】マメ科の植物を育てるだけで肥料になる!?〜根粒菌の正体とは?〜 - アタマの中は花畑

 

「ずらしまき」で長く収穫を楽しもう!

枝豆は種まき〜収穫までの期間が短いため、意図的に種まきの時期をずらして育てる「ずらしまき」により長く収穫を楽しむことができます。我が家でもずらしまきに挑戦しており、冒頭で掲載した“第1陣”のほか、別のスペースでは“第2陣”の株も育てています。第1陣と同様、こちらも肥料なしで栽培中です。

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