◎前回の記事はこちら
【4歳の息子と育てる西瓜⑤】スイカが丸くならない!?変形果が生まれる原因は? - アタマの中は花畑
ゴールデンウィーク明けから小玉スイカ(黄玉)を育て始め、遂に収穫の時がやって来ました。始めのうちは長男(4歳)が中心となり水やりをしていましたが、徐々に次男(2歳)も興味を持ち始めたのか、一緒に観察するようになりました。日頃から「スイカを収穫したらスイカジュースを作りたい!」と言っていた息子達ですが、果たしてその願いは叶ったのでしょうか…?
人工授粉〜収穫直前の定点観察
本題に入る前に、まずは人工授粉〜収穫直前までの実の様子を2日おきに撮影してみました。前回記事(7月末投稿)の時点で「へたを真上に向けておくと皮が均等に育ちやすい」ことを知ったため、このタイミングで実の向きを少し変えています。そのおかげか、8月に入った頃から綺麗な球体へと変わってくれました。
◎7月8日撮影
◎7月10日撮影
◎7月12日撮影
◎7月14日撮影
◎7月16日撮影
◎7月18日撮影
◎7月20日撮影
◎7月22日撮影
◎7月24日撮影
◎7月26日撮影
◎7月28日撮影
◎7月30日撮影
◎8月1日撮影
◎8月3日撮影
◎8月5日撮影
◎8月7日撮影
◎8月9日撮影
◎8月11日撮影
◎8月13日撮影
◎8月15日撮影
◎8月17日撮影
突然実が割れたのはなぜ?
実の成長がほとんど見られなくなったため、8月20〜21日の週末に収穫する計画を立てていました。長男・次男にも「お休みになったら収穫だよ」と伝えていたのですが、8月18日に悲劇が発生してしまいました。いつものようにスイカの観察に行ったところ、実に大きな亀裂が入っていることに気付きました。前日時点では全くそんな様子はなかったのですが、スイカの実に一体何が起こったのでしょうか?
今回の現象は裂果(れっか)と呼ばれるものですが、おそらく前日の雨が影響したのではないかと考えています。晴れた日に比べて雨の日の方がより多くの水分を吸収し、果実を肥大化させるのですが…この肥大化に果皮の成長が追い付かず、結果として亀裂が入ってしまったようです。特に小玉スイカは果皮が薄いため裂果が発生しやすく、収穫前はより一層の注意が必要なのだそうです。
◎裂果についてはこちら
【3歳の息子と育てるミニトマト⑤】収穫したトマトにヒビが!トマトが割れた原因とは? - アタマの中は花畑
今回は鉢植え栽培だったため、この点さえ知っていれば軒下などへ移動させられたはずです。せっかく長男・次男がお世話してくれたのに、少し悔いが残る結果となってしまいました。
急遽収穫!その味は如何に…?
裂果した実はすぐに傷んでしまうため、予定を早めて急遽収穫してしまうことにしました。収穫した実を長男・次男に持ってもらうと、その小ささがとてもよく分かります。こんな小さな実でも果たして甘くなっているのでしょうか…?
(※上が長男、下が次男です。この写真を見て次男の爪が伸びていることに気付いたため、その日のうちに爪も切っておきました。)
重さは何とたったの200gでした。一般的な小玉スイカの重さが1.5〜2kgくらいなので、下手したら1/10くらいのサイズにしか育っていないことになります。
ここまで小さいとジュースに加工するのは難しいため、今回はそのままいただくことにしました。息子達希望のスイカジュースは泣く泣く次回以降に持ち越しです。。。
肝心の味に関しては意外と甘味があり、息子達も喜んで食べていました。あと、これだけ小さな実でもしっかり種ができていることにも少し感動を覚えました。
もしかしたら続編がある…かも。
そんなこんなで「やや失敗」に終わってしまったスイカ栽培ですが、来シーズンは鉢植えではなく家庭菜園でリベンジしようと考えています。今度こそ、息子達希望のスイカジュースを作れるだけの実が収穫できると良いのですが。。。
ちなみに先程のスイカを食べている際、ふと長男が「この種をまいて育てる!」と言い始めました。来年まくのかと思いきや、どうやらすぐにまきたいようで…。
収穫はさすがに難しそうですが、息子達による「秋のスイカ栽培企画」が始まりそうな予感です。もしかしたら、本ブログでもその様子をお送りするかもしれません。
◎翌年の記事はこちら