◎昨年の記事はこちら
【鷹の爪】収穫した唐辛子で簡単!自家製一味唐辛子の作り方 - アタマの中は花畑
昨年に引き続き、今年も家庭菜園で鷹の爪(唐辛子)を育てています。もう少し植えたままにしておきたい気持ちもあるのですが、冬野菜の準備にあたりそろそろ収穫してしまうことにしました。
まだ株が活き活きしていることもあり、枝の先端には未熟な青い実もちらほら付いているようでした。鷹の爪といえば赤色の唐辛子ですが、未熟な青唐辛子でも同様に辛味は感じるのでしょうか?
鷹の爪の収穫
我が家で鷹の爪の収穫に踏み切ったのは9月末のことでした。当初は食べる分の実だけを収穫していく方針だったのですが…(家庭菜園のスペースの関係上)早々に冬野菜の苗へ切り替える必要があったため、株ごと抜いてしまうことにしました。
今回収穫できた鷹の爪がこちらです。植え付け後は放ったらかし、かつ2株だけの栽培でしたが、それでもこれだけの実を収穫することができました。我が家で消費するだけであれば、これでも多過ぎるくらいです。
冒頭でも触れましたが、収穫日時点では全ての実が赤く熟していたわけではありません。例えばこちらの写真のように、枝の先端にはまだ未熟な実(青唐辛子)も何本か付いていました。ということで、青唐辛子に関してもひとまず何本か収穫してみることにしました。
赤唐辛子と青唐辛子はどちらが辛いの?
今回は赤唐辛子と青唐辛子の2種類を収穫しましたが、実際のところはどちらの方が辛いのでしょうか。普段は赤唐辛子として食べているため、やはり赤唐辛子の方が辛いのでしょうか?それとも「赤唐辛子=熟した唐辛子」だとすれば、未熟な青唐辛子の方が辛いのでしょうか?
※なお、唐辛子に関しては品種によって辛味の強さが大きく異なります(下記記事参照)。そのため本記事では、同じ品種の赤唐辛子・青唐辛子の辛味を比較しています。
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【唐辛子】鷹の爪の辛さはどのくらい?〜世界で一番辛い唐辛子とは?〜 - アタマの中は花畑
同じ品種で比較した場合、一般的には青唐辛子よりも赤唐辛子の方が辛いと言われています。青唐辛子が熟したものを赤唐辛子と呼びますが、この熟す過程で種の周りのワタにカプサイシン(辛味成分)が蓄積されていきます。したがって、カプサイシンがより蓄積した赤唐辛子の方が辛いということになります。
なお上記はあくまで一般論であり、実際には品種や栽培方法などによって辛味は大きく異なります。「辛味成分を全く持たない」と言われるシシトウでさえ、栽培中のストレスによってカプサイシンを生成するケースがあるため注意が必要です。
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【獅子唐】辛いシシトウ・辛くないシシトウの見分け方について〜辛味成分の正体は?〜 - アタマの中は花畑
調理方法によって辛味の感じ方が異なる!?
先程、赤唐辛子と青唐辛子の違いについてご紹介しましたが、調理方法によっても辛味の感じ方が異なるのだそうです。一言で表すと、それぞれ以下のような特徴があります。理由についても調べてみたのですが、明確な説を見つけることができませんでした。。。
・赤唐辛子は加熱すると辛味が増す
・青唐辛子は加熱すると辛味が和らぐ
※試しに青唐辛子も刻んで生で食べてみましたが、(赤唐辛子より辛味が控えめとはいえ)これでも十分辛かったです。
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