◎前回の記事はこちら(#35山口県)
【都道府県の花#35】山口県の木・花について - アタマの中は花畑
2023年7月より「都道府県の木・花シリーズ」と題して、各都道府県を代表する植物についてご紹介しています。第36回となる今回は、徳島県の木と花について取り上げたいと思います。
徳島県の木について
徳島県の木は「やまもも」です。ここでは、やまももの概要についてもご紹介します。
科・属名:ヤマモモ科ヤマモモ属
種別:常緑高木
花色:赤
花期:3〜4月
収穫期:6〜7月
原産:日本、中国南部〜インド
別名:楊梅(ヨウバイ)など
花言葉:ただ一人を愛する、一途、教訓など
◎特徴:
日本および中国南部〜インドを原産とする常緑高木で、日本では関東地方以西の平地を中心に自生しています。受粉のためには雌木(めぎ)と雄木(おぎ)の最低2本が必要になりますが、両者の距離が離れていても(数km程度)風に乗って花粉が運ばれるため受粉は可能と言われています。
6〜7月頃に熟す濃い赤紫色の実は独特の匂いを持ちますが、生食のほかジャムやジュースの原料としても用いられます。
◎やまももの概要は下記記事からの引用です
【山桃】ヤマモモとモモは同じ仲間?〜名前の由来について〜 - アタマの中は花畑
徳島県の花について
続いて、徳島県の花は「すだちの花」です。こちらも、すだちの概要についてご紹介します。
科・属名:ミカン科ミカン属
種別:常緑小高木
花色:白
花期:5〜6月
収穫期:11〜1月
原産:中国
別名:スタチバナ(酢橘)、スミカン(酸蜜柑)など
花言葉:純潔など
◎特徴:
ミカン科の常緑小高木で、刺身や焼き魚などの薬味として重宝されています。酢の代わりとしても用いられるため、酢橘と呼ばれることもあります。
実が緑色のうちに収穫されることがほとんどですが、黄色く熟した実も美味しくいただくことができます。露地栽培の旬は8〜10月頃ですが、それ以外の時期にはハウス栽培されたものが流通しています。
◎すだちの概要は下記記事からの引用です
【緑の柑橘】すだちとかぼすの違いって何? - アタマの中は花畑
徳島県の木・花の由来は?
徳島県の木としてやまもも、徳島県の花としてすだちの花が選ばれたのには、それぞれ以下のような経緯があるようです。
◎やまもも
・昭和41年9月13日に制定された。徳島藩時代には御禁木として保護され、現在では全国1位の生産量を誇るなど、古くから徳島県の関係が深いことが由来。
◎すだちの花
・昭和49年10月4日に制定された。古くから徳島県に生育し、こちらも現在では全国1位の生産量を誇るなど、徳島県を象徴する植物であることが由来。
◎次回の記事はこちら(#37香川県)
【都道府県の花#37】香川県の木・花について - アタマの中は花畑
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