アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【都道府県の花#41】佐賀県の木・花について

◎前回の記事はこちら(#40福岡県)

【都道府県の花#40】福岡県の木・花について - アタマの中は花畑

 

2023年7月より「都道府県の木・花シリーズ」と題して、各都道府県を代表する植物についてご紹介しています。第41回となる今回は、佐賀県の木と花について取り上げたいと思います。

 

 

佐賀県の木について

佐賀県の木は兵庫県と同じく「クス」です。ということで、クスの概要について当時の記事より再掲します。

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科・属名:クスノキ科ニッケイ属

種別:常緑高木

花色:薄黄

花期:5〜6月

原産:日本、中国など(諸説あり)

別名:クスなど

花言葉:芳香など

◎特徴:

日本・中国などを原産とする常緑高木で、日本では関東〜沖縄地方にかけて分布しています。比較的暖かい地域でよく見かけられますが、元々自生していた個体なのか、人の手によって持ち込まれた個体なのかはあまりはっきりしていないようです。古くから寺や神社の境内に植えられており、巨木化したものの一部は御神木としても扱われています。中でも蒲生の大楠(鹿児島県姶良市)は幹周りが24.2mもあり、全樹種の中で最も幹周りが大きい木(日本国内)として記録されています。

花や葉などにほのかな香り(樟脳(しょうのう)とも呼ばれます)を持つことなどから「芳香」という花言葉が付けられました。

◎クスの概要は下記記事からの引用です

【都道府県の花#28】兵庫県の木・花について - アタマの中は花畑

 

佐賀県の花について

佐賀県の花は「県の木」と同様にクス(クスの花)です。ここまで40都道府県の木や花をご紹介してきましたが、「県の木」と「県の花」が一致するのは広島県(モミジ)・香川県(オリーブ)に次いで3回目です。

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佐賀県の木・花の由来は?

佐賀県の木および花としてクスが選ばれたのには、以下のような経緯があるようです。

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◎クス

・県の花としては昭和29年、県の木としては昭和41年にそれぞれ制定された。

・昭和25年に旧佐賀城一帯のクスの木が伐採されそうになった際、福田ヨシさん(後に「楠の木おばさん」とも呼ばれることになる女性)が伐採阻止の行動を起こした。「楠保存会」を発足させ、楠の木保存のために奔走した福田さんの行動が共感を呼び、昭和28年11月には佐賀城跡の楠群が佐賀県の天然記念物に指定されることになった。この一連の出来事が、県の木・県の花に制定される由来になったと考えられる。

 

◎次回の記事はこちら(#42長崎県)

(気が向いたら更新)


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