アタマの中は花畑

小さな花壇と家庭菜園を手に入れたガーデニング初心者の日々

【熱帯スイレン・ミニミニミロク】カップに収まるコンパクトサイズ!〜ミロクが我が家にやって来た〜

私だけかもしれませんが…「自宅で育てるのが難しい植物(=北国または南国向けの植物)」を育てるのって、何だか憧れませんか?本ブログでも何度か取り上げてきましたが、北国向けあるいは南国向けの植物を我が家にも取り入れたいものです。

 

◎北国向けの植物

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◎南国向けの植物

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今回は、南国向け(=熱帯地方原産)の植物から熱帯スイレンを取り上げたいと思います。その名のとおり耐寒性があまりない植物なのですが、つい最近「株がコンパクトで冬場は室内に取り込み可能」という私にピッタリの品種を見つけました。

 

この度、なけなしの小遣いを叩いてその品種を購入することにしました。その品種の名前はミニミニミロク(以下、ミロク)です。

 

 

熱帯スイレンの概要

まずは、ミロクを含む熱帯スイレンの概要について触れておきたいと思います。

※下の写真は一般的な熱帯スイレンであり、ミロクの写真ではありませんので予めご了承ください。

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科・属名:スイレン科スイレン属

種別:球根植物

花色:紫、青、赤、黄、白など

花期:7〜10月

原産:熱帯アフリカをはじめとする熱帯地域

別名:ヒツジグサなど

花言葉:純粋な心、清浄、信仰など

◎特徴:

温帯地域を原産とする「温帯スイレン」よりも花色が豊富で、紫や青の花を咲かせる品種も多数存在します。また、温帯スイレンに比べると花弁が細長く、尖った形をしています。

その名のとおり熱帯地方原産のため寒さには弱く、気温が15℃を下回ると生育が衰えると言われています。

 

熱帯スイレン・ミニミニミロクとは?

ミニミニミロクとは、スイレン育苗家・加藤宣幸氏が生み出した品種で以下の3点が特徴です。コンパクトで花数も多く育てやすいので、熱帯スイレン栽培の入門としてもオススメと言えそうです。

 

①とにかくコンパクト!

まずは何と言ってもその小ささです。数ある熱帯スイレンの中でもミロクはトップクラスに小さく、大きめのワイングラスでも育てられるほどコンパクトです。

※大きめの容器で育てると花数も増えるようですが、小さい容器でも十分楽しめます。

 

②花付きが良い!

ミロクは花付きが良い品種としても知られています。小さい株ながら次々と花を咲かせ、うまく育てれば10月末頃まで花が楽しめるようです。

 

③意外と寒さに強く育てやすい!

決して耐寒性があるとは言えないのですが、熱帯スイレンの中では寒さに強い品種です。屋外での越冬は難しいですが、冬場は室内で管理することで毎年花を咲かせてくれます。ムカゴ種(球根植物)なので、ムカゴのみを掘り上げ、水の入った小さな容器で管理しても良いようです。

 

我が家にミロクがやって来た!

購入先を色々検討した結果、今回は大和農園さんが取り扱うミロクを購入することにしました。注文時期は7月末までなので注意。

https://shop.yamatonoen.co.jp/products/detail/8882

 

そして到着時の状態がこちら。完全な密閉状態にはせず、箱の上面には隙間が確保されていました。

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箱を開けると、テープ等でしっかり固定されたミロクとご対面。水漏れを防ぐため、こちらは厳重に梱包されていました。
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よく見ると、紫色っぽい花弁が見えていました。既に開花しているのでしょうか…?
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ここからは袋の中の状態を確認していきます。
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ビニール袋の中には、水を張るためのフラッペカップとミロクが植え付けられた小さな鉢が入っていました。鉢の直径は数cm程度と小さいですが、既に施肥も行われているため、今秋までは追肥なしで問題ないのだそうです。
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よく見ると、株元には小さな蕾が付いていました。ミロクは花付きの良い品種とのことなので、この先も次々と蕾が出てきそうです。
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鉢からこぼれていた土を洗い流し、フラッペカップに収めてみました。フラッペカップの大きさと比べると全体的に茎が長いため、発送前は水深の深いところで栽培されていたのかもしれません。

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しばらく育てているうちに、水深に合わせた茎の長さになってくれるはずです。今は見た目がごちゃごちゃしていますが、秋くらいにはカタログのような見た目になるだろうと信じています。

 

また、確認できるだけで蕾は3つ付いていました。ただ、最も大きいもの(写真)は既に咲き終えた花のようなので、今後開花するであろう蕾はおそらく2つです。
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到着から5日後…

ミロクが我が家に到着してから5日が経過しました。日差しを少しでも長く浴びせようと屋外に移動させたところ、すぐに最初の花が開花しました。

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花の直径は5cmほどですが、近くで見れば熱帯スイレンそのものです。花色は青紫で、私好みの色合いです。

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次の蕾も今のところ元気そうです。うまく育てれば10月くらいまで咲いてくれるようなので、しっかり管理してあげたいと思います。
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今は既存のフラッペカップに入れているのですが、順調に成長し始めたらオシャレな容器に移し替えても楽しめそうです。