◎前回の記事はこちら
【グラジオラス】チューリップの次はグラジオラス畑!〜実生グラジオラスは7年目に突入〜 - アタマの中は花畑
春先に植えたグラジオラスの球根も、そろそろ掘り上げの時期を迎えました。今年は開花時の記事投稿をすっかり忘れていたのですが、実生7年目(種から育てて7年目)もたくさんの花を咲かせてくれました。
ということで今回は、今年の実生グラジオラスの様子についてざっと振り返ってみたいと思います。
今年も無事に開花!
実生1〜6年目までは植木鉢やプランターで球根を育てていたのですが、球根のサイズがかなり大きくなったこともあり、今年は花壇の一角に球根を植え付けました。そして梅雨に入った頃に次々と開花し始めました。昨年に引き続き、これで2年連続2回目の開花です。
少し気になったのが花色で、今年は濃いピンク色・薄い橙色・薄い黄色の3色が開花しました。昨年は薄い橙色・薄い黄色の2色だったため、今年さらに花色が増えたことになります。
▲今年開花した実生グラジオラス
▲昨年の実生グラジオラス(参考)
親株は元々薄い橙色で、周囲には他のグラジオラスもなかったような記憶があるのですが…。なぜここまで花色が増えたのか、理由はまだ分からないままです。
▲実生グラジオラスの親株(参考)
◎昨年の開花についてはこちら
【グラジオラス】種からでも花は咲く!実生グラジオラス6年目の開花 - アタマの中は花畑
恒例の球根掘り上げ
◎一昨年の球根掘り上げはこちら
【グラジオラス】実生グラジオラスの掘り上げ - アタマの中は花畑
◎昨年の球根掘り上げはこちら
【実生6年目】グラジオラスの球根の掘り上げ〜種からどこまで成長した?〜 - アタマの中は花畑
そして先日、毎年恒例となっている球根の掘り上げを行いました。花が咲き終わった後もそのまま葉を育てていたのですが、地上部がほぼ枯れたため、そろそろ球根を張り上げても問題なさそうです。
土を掘り返すと、早速球根がゴロゴロ出てきました。(毎年言っているような気がしますが)球根の掘り上げって、芋掘りみたいで何だか楽しいですよね。
土中から出てきた球根のうち、特に多かったのがこちらの写真のように「球根2〜3個が1固まりになったもの」でした。
ひっくり返してみると、底部には潰れた球根のような部分が付いていることがわかりました。実はこの部分こそが春先に植え付けた球根で、その上に新しい球根ができたことになります。こうして球根の世代交代が進んでいきます。
今回掘り上げた球根のうち、来年も開花してくそうなサイズのものは全部で12個ありました。
最も大きい球根は直径6cm弱ほどありました。昨年の最大サイズは直径5.5cmほどだったため更に一回り成長したことになりますが、球根のサイズとしてはそろそろ限界なのかもしれません。
来年以降の栽培方針について
今年もたくさんの球根を掘り上げることができましたが、中にはサイズの小さい球根や木子も含まれていました。本来であれば全て大切に育てるべきなのですが…栽培スペースが限られていることもあり、来年以降はサイズの大きい球根のみを植え付ける予定です。少し心残りはありますが、残った精鋭達を大切に管理していきたいと思います。
春咲きグラジオラス 秋植え球根 絵袋入 お庭に 植えっぱなし可